金魚日和

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七つの大罪

2013年06月01日 | 生活

【決定案】


本日、
『Mr.褒め上手』『絵を描くテレパシスト』『豚をおだてて木に登らせる男』等の異名を持つ【焼酎力:ナカムラミオ】さんが、
その才能の一部~《1しか無いモノを10あるかのように話す》~を利用して、素晴らしい提灯記事を書いて下さいました(失礼:1)。
まずはその記事をお読み下さい:コチラ


『かけすのサミー』が『てじな~にゃ』を駆使して『似て非なるもの』をつくったと言われてもよくワカランと思うし、
第一、これだけでは提灯の明るさが伝わらないと思うので、
『agree』のスピンオフ記事として、“珍しく”仕事の話など書いてみたいと思う。


昨年、『プロジェクトU』の一環として写真を飾らせていただいた【ゆう美容室・勝川店】さん。
4月の半ば過ぎ、ミオさんから「勝川店がグループ企業から独立し、新しいお店として再スタートをきる」旨の連絡をいただいた。
その時点では諸事情/背景があり、自分は“看板のデザイン&看板屋さんへの顔つなぎ”でしか関わる予定では無かった。

コトが動き出したのはGW明け。
「ロゴが決った/看板の打ち合わせをしたい」旨の連絡をオーナーさんからいただき、
【焼鳥居酒屋:鳥居純子】さんからロゴデータをいただいた。
ミオさんが原案をつくり、鳥居さんがデータ化し、オーナーさんがOKを出したロゴマークは、
荒削りではあったものの(失礼:2)、悪いモノでは無かった:↓コチラ


実は、、、
「その3人でつくる」と聞いた時、もっと酷いモノになるのではと危惧していたのだ(失礼:3)。


看板にしろ印刷物にしろ、ブランドイメージを形成するようなツール制作/製作の場合、
よほど装飾的な要素を増やさない限り、ロゴマーク等の『基本デザイン要素』の良し悪しが印象のほとんどを左右する。
「看板を格好良くデザインして下さい♪」と言われても、ロゴマークが格好悪ければソレは無理な話なのだ(失礼:4)

なので、
下手に途中から関わるより、「最初から全部やる」か「最後まで一切『デザイン』には関わらない」方が精神的には楽だ。
その方が責任の所在が明確だし。
 
そんな不安があったので、送られて来たデータを見た時は、正直、ほっとした。
と同時に、「皆さん、、、皆さんのセンスを疑ってすみませんでした。」と心の中で謝った。


ただし、やはり荒削りではあるので、元のイメージを壊さない範囲で修正はしたい。
その確認は、3者に「ロゴに手を加えてみても良いですか?」、と許可っているよりも、
「こんなふうに修正してみたんだけど、どぉ?」と、実物をお見せし方がはやいと判断、
勝手に手を入れたモノを、先ずはミオさんに送りつけた(失礼:5)。
かなり「・・・怒られるかも」とビビりながら。


結果は好感触。急いで鳥居さんにも非礼を詫びた上で了解を得、オーナーさんにも見ていただくことにした。

3人で知恵を出し合い、思いを込めてつくったロゴだ。
誰か一人位は「元とナニが違うの?」「元の方が良いじゃん」「元ちとせ」「元の襲来(1274年~)」「モト冬樹」
などの異を唱える方がいても不思議ではなかったのだが、
日頃から「わがままな奴」「機嫌を損ねると面倒な奴」「椿鬼奴」「3時のおやつ」と煙たがられている自分を前に、
皆さん、危険回避能力が発動されたのであろう。
こころよく修正案を受け入れて下さった。


そこからは、「じゃーコレも」「ついでにアレも」「あ、アレもあったね」的に増えて行った開発ツールズ。
毎度の事ながら、追い込まれなければヤラナイ性格が仇となり、オーナーさんには迷惑をおかけしてしまった。


実際に『似て非なるもの』だったのか、『デザイナーの自己満足』だったのかは見る人の判断にもよると思うのだが、
自分としては、本職としての役割は全う出来たのではないか、と思っている。


結論:やっぱ「金魚主さんのおかげです。」、ってことで(失礼:6)

 

『agree for hair』は、本日オープンです。
お近くにお住まいの方は、是非一度カリスマオーナーの手になるカットをご体験下さい。
二度と他では切れなくなりますよ!
…そんな自分は、一度も客として行ったことがありません(失礼:7)