金魚日和

最近の活動はインスタにアップしています

芸能界の闇

2014年06月06日 | 作品・展覧会

【so far away/遥か遠く】一部を拡大

【つづき】今から5ヶ月程前、
まだまだお屠蘇気分が抜けない1月15日にそのメールは届いた。

『5ヶ月程前』が感覚的につかめない方は、
世間を騒がせた“あの”発表があった日だと言えば思い出していただけるのでは無いか。
そう、目にした誰もが「ちょっと不自然が過ぎるやろ!」とツッコまずにはいられないアイツ、
『五角形の伊予柑』が発表されたのが1月15日だ。

・・・なんじゃソレ。

てか自慢じゃないが、未だにお屠蘇気分だ◎


そのメールには、
・『aun』という情報誌の記者である
・昨年末、とあるところで手にしたDMに興味を抱き、名古屋までmy個展を観に行った
・『aun』には岐阜のアートを紹介するページがあり、そこで取り上げたい
・ついては一度会ってお話しがしたい
というようなことが簡潔に書かれていた。

なんつーか、お屠蘇気分でホロ酔っていたら、
アブサン(アルコール度数90%)で満たされた風呂に頭から突っ込まれたような感じである。
あまりにも嬉しい:おいしい話しであった為、
「・・・オレオレ詐欺もここまで進化/細分化しているのか。」と思った程だ(すみませんでした)。
  

「では○日に●でお会いして打ち合わせをしましょう。」となる迄に、数通のメールをやりとりした。
その中で、誌面で紹介していただくにあたり、
・ただの経歴を羅列するより、展覧会の告知など“即時性が高いトピック”がある方が良いとは思うのだが、
 少なくとも年内にそのような予定は無いがそれでも良いのか
・そもそも“ただの経歴”すら無いぞ
・かと言って“有望な若手”でも無い、、、
・必然性があるのなら、アタシ、脱ぎます。

みたいな事は説明しておいた。
ほら、会ってからさ、
「え"ー!・・・それじゃー記事にならないなぁ、、、この話しは無かったことに(・_・)」
とか言われると傷つくじゃん。
どうせ断られるなら会う前の方がダメージは少ない、そう判断し、
“売り込めるのはグラビアアイドルとしての気合いのみ”な姿勢を明らかにしておいた。
  

そんな紀香魂が通じたのか、
「では実際にお会いして具体的な話し(インタビュー、誌面の構成、作品の受け渡し等々)をしましょう」、
ということになり、「ドコでお会いましょうか」、という段で提案・提示されたのが『敷島珈琲店』だった。
「ギャラリーとしても利用出来るお店なので、気に入ったら展示の申し込みをされてみては?」というご助言とともに。

最初のメールから10日程経った日曜日、『敷島珈琲店』で打ち合わせをした。
その時に話したIQ40位のとりとめの無い話しは、
記者さんの巧みな技と能力で、IQ120位の好人物が発した言葉に昇華され、
こちらと県内のいたるところに配布されている雑誌に載っております。

で、そうこうしている間に時間は過ぎ、ご馳走になり、会場の仮押さえ迄していただいた。
「おいおい。グラビアは接待する側だろーが。」
などと言う、芸能界の闇に迫るようなあぶないことを思いながら店をあとにした。
  

正直、まだこの時は“過去の作品を展示するつもり”だったんだけど、、、
終わってみれば、全19作品(うち1作はスペースの都合で未展示)、新作で埋まりましたとさ。
めでたしめでたし。


結論:『お屠蘇』って、文字面だけ見ると、なんか物騒



最新の画像もっと見る