5月19日、おおぐま座の銀河M101に超新星SN2023ixfが発見されました。
発見後の分光観測によって、この超新星は大質量星の重力崩壊によるII型超新星と確認されています。
発見後から増光しているとのことで弊社でも早速狙ってみました。
今回は都内と高知県高岡郡津野町「星ふるヴィレッジTENGU」に設置したMX-HD赤道儀(6㎝屈折・冷却CMOSカメラ)を使いました。都内は薄雲と光害に影響で銀河の描写は物足りませんが、超新星はすぐ分かるほど明るくなっていまました。(上の添付画像参照)
また津野町星ふるヴィレッジTENGUは四国カルストに位置し、良好な星空環境ということでM101銀河の腕部と超新星両方を短時間露光とスタック処理でとらえています。(記事と画像は下記ツイッターのリンク先からご覧ください。)
メシエ天体の銀河ということで距離も近いことからしばらくは観測を楽しめそうです。
ちなみに、M101銀河には2011年 SN2011feも出現していましたので、超新星捜索でも注目しておいた方が良さそうです。
アストロアーツの当該記事
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13040_sn2023ixf
五藤テレスコープのツイッター
https://twitter.com/GOTOtelescope