11日の土曜日夕方ですが、横浜の慶應義塾横浜初等部の天体観察会に出動しました。
この天体観察会は4年生を対象に毎年行われていて弊社が協力していますが、昨年はコロナ禍で中止となり、今年は対策をすることで何とか開催となりました。
快晴となった当日は校庭に6台のいろいろな天体望遠鏡設置し、上弦の月・金星・木星・土星などを児童と保護者に見ていただきました。
さらに実業家の前澤さんが搭乗している国際宇宙ステーションの通過もあり、久しぶりの観望会を楽しむことができました。
その中でMX-HD赤道儀も持ち込み、今回はIoTを生かしたスマートモードに設定、Googleアシスタントから望遠鏡を動作するようにしました。
「土星を入れて」としゃべってと子どもたちにスマホにしゃべってもらい実際に望遠鏡を動かしてもらいました。しゃべったあと、土星を導入する様子を見た子どもたちや先生もビックリされてました。
この使い方についてですが、筆者は観望会でずっと思うところがありました。観望会はほとんど受動的で天体に向いている望遠鏡をのぞくだけということ主流です。また天体望遠鏡は高価なので触ってはいけませんと事前に注意するのがほとんどでしょう。興味があって自分で見たい天体を向けてみたいという気持があってもなかなかできません。それをMX-HD赤道儀のスマートモードがサポートしてくれます。この機能を活用することで受動的な観望会を少しでも能動的にすることができればと思いました。事例が少ないのですが、MX-HD赤道儀をこのようなところで使う機会があれば活用してモニターしながら今後の機能アップデートにもつなげられればと思います。
MX-HD赤道儀
http://gototelesco.co.jp/mxhd.html