音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

教える心構え

2008-03-05 | 音楽
~ある生徒さんとのはなし~

その生徒さん、私に習う前に他の先生に個人レッスンを受けていた。
その先生をやめる決めてとなったのは
「やめてください、あなたのこと嫌い」などなど
30分以上、理不尽な説教をされたこと。

その前からレッスンでは練習不足など
毎回しかられてばかり。
楽しいなんてとんでもない、心苦しかったようだ。

ウソでしょ?
ありえない
でも、ホント
ただただ、聞いてて呆れてしまった

習う方は、もし、条件や先生との相性など
あわないな、イヤだなって思ったら、
選択は自由。
選ぶ権利はあり、
やめて変えることは可能に決まってる!
(実際はそうはいかない状況もあるのが悲しいけど....)

残念なことに、このあたりだと、
ヴァイオリンに限っていうと、教える人が少ないので
たとえ、やめると決めても次に習う場がみつかりにくいのが現状らしい。
その生徒さんも、それがあって決断出来なかった。

それにしても、教えることについて
真剣に考えるいい機会になった。

ヴァイオリンの魅力
音楽の楽しさ
レッスンを終えた後、
笑顔でお疲れさんでしたって言いあえる。
レッスンを通して人とつながる実感。

数ある楽器から選び、
習いたいってことは、
音楽がしたいという熱い想いがあって
ヴァイオリンが好き!
そして、もっと好きになりたい。
きれいな音が出したい
うまく弾きたいって願ってるから。

さて、この生徒さんにはこういった。
「なんでも、言いたいことあったら遠慮なくいってね。
レッスンをしてる最中の疑問。
なにか問題や相談があるとき。
不平不満もグチも怒りも、なんもござれ。
かかってこい~~」笑

信頼関係があってこそ、レッスンはなりたつもの。
誠実に向き合う。
相手を尊重する。
そして、なによりも、レッスンの中身。
教える心構えを改めて考えさせられた。






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