<3年間グテ門下に在籍していたM氏>
6年間の松江単身赴任生活を終え、
3月末に、本宅のある兵庫県へ戻っていかれます
子供の頃に、数年ほどバイオリンを習っていたので
簡単な曲はすぐに弾け、
とんとん拍子で進んでいかれ、
気づけば、1年半で「エルガーの愛の挨拶」にチャレンジ
熱心な練習の成果あり、音楽教室の発表会で演奏され
みんなを驚かしてくれました&
その後も、どんどんレパートリーを増やし
晴れて、仲間の前で披露される「アマチュアバイオリニスト」デビュー
「それでこそ、趣味で習ってる甲斐があります」と、エールを送り
誰よりも先に、ファンに立候補
先日は、同じ曜日にレッスンしてる生徒さん達をお客さんに、
3年間の集大成として「ミニリサイタル」を開催したところ
素晴らしい出来栄え、堂々とした演奏でみんな大喜び
今だから明かすM氏レッスン裏話
実は、生徒=M氏は、なかなか手ごわく
私の方こそ「指導者」として、鍛えていただきました。
弾きたい曲があると楽譜を持ってこられるけど、
どう考えても、難しくて、時間がかかってしまうが、それを言っても、
「やると決めたらやる!よろしく。」以上、終り
「もっといい音で弾きたい」との願いに
それなら、こうしたほうがいいと基本的なことをアドバイスするが、
そういうことは受け入れてもらえず、
「ノーサンキュー=×」
さらには・・・・
「先生の言ってることはわからない!」と一喝。
フランスで経験した、
お互いに思ったことを、遠慮なく言える師弟関係
疑問、質問、意見、アイデア、泣き言、クレーム?!
ど~んと受けて立つ器の大きな師匠を目指せ!
個人レッスンというのは、かなり濃厚な関係ゆえ、
こちらの力量の大きさに加え、《信頼関係》が重要ということを、
M氏との本気&本音のバトルレッスンで、学ばせていただきました。
ミニリサイタル後にいただいた嬉しいメール
「一音一音を大切にすること、
そのための弓使いの大切さに気づかせて頂き、
チャレンジの幅が広がりました。
ヴァイオリンと出会って、
これから心豊かに暮らす術が一つ身についた気がします。」
こちらこそ、本当にありがとうございました!
これからも、どうぞ楽しく続けてくださいね
私もさらに、精進して、心あるよき指導者になるよう頑張ります!