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年の初めに実家ではお墓参りに行きます。今年も元旦に行ってきました。
祖母が元気なころ、私たち孫世代が小さい頃、春と秋のお彼岸には親戚一同、多分祖母の友人であるおばちゃんも何人か、神田教会でミサに与り、バスや電車で府中にある多磨墓地と鶴見の総持寺にお墓参りをして、その後は中華料理など大人数のお食事会がありました。大勢に囲まれるのが好きだったのだろうなぁと思います。父の兄弟が多かったので従姉妹弟も多かったですから、それはそれは賑やかでした。神田教会でも3~40人がワイワイ集まっているので神父様や教会の方にも可愛がっていただいた覚えがあります。
幸いにして都立の多磨墓地は敷地も広くて、祖父母のお墓も(今時のワンルームマンションより大きい!)周りのお墓もゆったりしていたので、その後のお食事の前に多分小腹をすかす子供たちのためでしょうかサンドウィッチやお菓子を敷石に座って食べたり、石屋さんでお茶を出してもらったり、楽しかった思い出です。
祖父母が亡くなってから総持寺のお墓の曾祖父母は祖父母と合祀して、お墓参りは多磨だけになりました。父方の叔父叔母との別れの時に集まるだけになってしまった従姉妹弟たちと、時々法事ではなくて元気なうちに従姉妹弟会を開きたいねという話は出るものの、なかなか実現はしません。
今年は父が亡くなって10年になります。この頃は孫の世代もそれぞれ家庭があり、それぞれの都合もあって全員が集まることは少ないので、早めに予定を決めて賑やかに父を偲びたい、そんな気もしています。