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奈良)躍動140サウンド 県吹奏楽コンクール開幕
2016年8月3日03時00分
第58回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が2日、奈良市の県文化会館国際ホールで開幕した。計5日間の日程で、小学生から社会人まで140団体が磨き上げたハーモニーを響かせる。
2日は大編成の中学校Aの部の前半があり、24校が出場。課題曲と自由曲を1曲ずつ披露した。3日に後半があり、21校が出場する。
すべての学校が演奏を終えた後、審査結果が発表される。金賞団体の中から、関西吹奏楽コンクールに出場する代表校3校が決まる。(青山祥子、市野塊)
■きょうの演奏
【3日・中学校A】香芝西▽香芝▽大瀬▽平城東▽富雄南▽香芝東▽天理西▽斑鳩南▽平城▽片塩▽田原本▽生駒▽高田西▽天理北▽三笠▽都南▽緑ケ丘▽王寺▽二名▽斑鳩▽鹿ノ台(出場順、午前10時25分開演)
■高校生60人、裏方で仲間支える
場内の整理や舞台の進行は高校生約60人が手伝っている。吹奏楽部員以外の生徒の姿もあり、仲間や後輩の演奏を見守っている。
窓口でチケットを販売していたのは、平城高校の村嶋咲良さん(2年)と井上奈美さん(同)。ともに吹奏室内楽部でバイオリンを弾く。
コンクールには同部の管楽器と打楽器の部員が出場する。先月の定期演奏会では弦楽器と、管・打楽器のパートがそれぞれ演奏した後、「オーケストラ」としてモーツァルトの交響曲第25番などを一緒に奏でた。「本番はモニターで見ることになりそう。演奏会後も一生懸命練習する姿を見ていたので頑張ってほしい」
舞台袖で会場のアナウンスを担当するのは郡山高校放送局。西村拓馬君(1年)は「学校や曲の名前がはっきり伝わるように、ゆっくり読むことを心がけています」と話す。
福田あみさん(2年)はこの日、母校の中学校が出場した。「先生や後輩に頑張ってねと声をかけました。出場するみんなが今までの成果を発揮できるように支えたいです