24日(水)、3か月予報(9月~11月)が発表されました。全国的に残暑が長引く見込みです。気温から詳しく見ていきます。
<9月>
北海道から九州、沖縄にかけて全国的に気温が高い見通しです。朝晩は少しずつ気温は下がり、しのぎやすい日も出てくるものと見られますが、関東から西ではまだまだ日中30度は軽く超えて、猛暑日になる所もあるでしょう。また、東北や北海道も厳しい暑さが予想されます。多少涼しい日が出てきても、油断せず、運動する際などは、熱中症にかからないようにご注意ください。
<10月>
九州、沖縄から近畿にかけては、9月に引き続き、平年より気温が高く、まだ残暑が続きます。東海、北陸、関東甲信から北海道にかけても、平年並みか高い予想で、暑さに油断ができないでしょう。10月中旬の東京の平年値は、最高気温が21.8度ですが、まだ10月中旬頃までは、25度を超える夏日がありそうです。
<11月>
九州、沖縄から近畿にかけては、平年並みでしょう。10月まで暑さが予想される割には、急に涼しく感じる日が出てくる見込みです。これまでの気温が高い割に、急に肌寒く感じる日が出て、順調に秋が深まりそうです。秋冬物の準備などは、いつも通り進めておきましょう。また、東海、北陸、関東甲信、東北、北海道は11月の気温は平年並みか高めでしょう。後半になるにつれて、晩秋らしくはなるものの、冬の気配を感じる日は、いつもより先になりそうです。
秋の楽しみでもある紅葉は、夏に日照時間が長く、秋に急に冷え込みが強まると美しく色づくと言われていますが、この条件からすると、西日本ほどきれいな紅葉が期待できるかもしれません。