県は7日、奈良をイメージした自動車の図柄入りナンバープレートの審査会を開き、デザイン案を選んだ。県内39市町村から同意を得て国土交通省に提案する。

 選ばれたデザイン案は桜や紅葉で季節ごとに楽しめる奈良の魅力を表現。五重塔とシカで奈良らしさを盛り込んでいる。

 県道路環境課によると、39作品の応募があり、県が10月まで一般投票を実施。この日の審査会には県内の自治体関係者らが出席し、投票で人気が集まった作品を中心に議論した。2案に絞られ、最終的に一般投票で1位だったデザイン案が選ばれた。

 国交省の審査を経てデザインとして決まる。来年10月から希望者に交付される見込みだ