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2019年は書店員としてのお仕事のめくるめく素晴らしい日々を。時々エレカシ・ミッシェル・Suchmosなど

マンドリンの音色

2007-06-29 | マンドリンのことなど

  

やっと 今日、メンテナンスに出していた楽器を受け取りに行ってきました。  

この楽器店は、都会のど真ん中にありながら、とても居心地のよいところで、大好きな場所です。  この店のたたずまいがとてもいい、なんだか、ログハウスみたい (おいしい珈琲をだしてくれる優しいマスターが出てきそうな、そんな素敵な空間なのです)   

楽器は、弦を全部張り替えていただき、あと、弦の高さを調節する部分をけずってもらったり、といろいろと丁寧にやっていただいたのに、「え?この値段でいいの?」とちょっとびっくり。 

 

最寄の駅から歩いて2、3分。   見上げると副都心のビル群がかなり近くに見えるのですが、楽器店までの道のりは、とても穏やか    まず、こじんまりとした小学校が見えてきて、その隣にはチャペル。   普通に人々が暮らしているんだなぁ・・・ 

 

この夏から秋にかけての演奏会の案内チラシをすみからすみまで、もらってきた。  実際、足を運べるのは1つか2つの演奏会だけなのですが・・    チラシを見て、さまざまな団体の様子をうかがい知るだけで、楽しいのです。   「こんな曲、やるんだぁ へぇ~  ほぉ~」 とちらし1枚をかなりの時間をかけて読むのでした。   

そして、大切ににファイルされていくチラシたち 

 

本当に好きなんです。マンドリンの音色が

大学を卒業して、今に至るまで、もうかれこれ20年近く、弾いていません    

何度か挑戦してみたのです。  近所の主婦のサークルなどなど・・・  でも、続かない

やるからには、そのことだけに、全力で取り組みたくなってしまう。  主婦でいながら、それは無理ってことで、一昨日やっと、素晴らしい解決方法をみつけた

 

大好きなマンドリンの音色は、これからもずーっと、たくさん聴こう。  

でも、 (自分が楽器を弾くことはあと10年20年後にはあるかもしれないけれど ) 今は、すっきり楽器とお別れしよう。

私の大好きだった高校 (私の母校)のマンドリンクラブに、楽器を寄贈しよう

一昨日、このことがひらめいたときには、自分の思いつきに感動してしまった

 

私は高校時代、寮生活だったので部活とは無縁でした。  文化祭でマンドリンクラブの演奏を聴いて、「いつか弾いてみたいな・・・」 と、思ったものです。   (そして、大学でマンドリンのサークルに入ったのですが・・・ 4年生の春の演奏会で引退ということは、丸3年しか弾いていないのですね。  楽器、ごめんね )

 

その高校のマンドリンクラブの演奏会には、それを目的にさまざまな地方からお客様が集まるほどの素晴らしいものだと、風の便りに聞いています。  そして、その演奏はおおらかであったかいのだそうです。  もちろん、技術的にも素晴らしい (他のマンドリン愛好家のかたがたの言葉のうけうりです・・ すみませんっ ) 

夏に行われる全国フェスでも、毎年、上位の賞をとっており、部員たちのマンドリンに対する情熱がどれほどのものか、容易に想像がつくというものです

( そういえば・・・ 昨年のJMU主催日本マンドリン独奏コンクールでは、この高校の卒業生が大学1年という若さで、プロの演奏者をおさえて優勝していました )   

 

そんな、マンドリンをこよなく愛し、日々、人を感動させる演奏を目指して、努力している人たちに、自分の楽器を役立ててもらえるなんて、本当に幸せ   

 

あぁ、素晴らしいことを思いついた

 

でもね・・・顧問の先生、3年前に 「うちのクラブの演奏会のCD送るから」 と嬉しいことを言ってくれたのですが・・・2007年夏、いまだに届きません。   ぱったり音沙汰ないです

先生、連絡とりたいです  楽器、受け取ってください

 

夏に大阪で行われる全国フェスの会場で、楽器の受け渡しができるといいのですが。

計画を立てなくちゃ

(楽器、やまほどあるから、いらない なんて言われたら・・・ショックだわ )

 

さて、楽器が、あの素敵な生徒たちのいる学校の部室に、無事届くのはいつの日か・・

とりあえず、顧問の先生に連絡からですね

 

 

     演奏会は至福のひととき

 

               

            弦も新しくなり、弾きやすいように調整していただき、楽器がいきいきとしています。 

           マンドリンを大好きな女の子がこの楽器で、音を響かせてほしいな

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