ぐりんのキッチンダイアリー green kitchen in Hamburg

旦那さま(菜食主義)と息子とドイツでのベジーな生活。マクロビ修行とヴィーガン料理と子育て日記。

手作りのごま塩

2016-11-07 | ベジー日記
日本滞在中、野菜に限らず色んなものを食べました。
(頑固なドイツ人の旦那さんはビーガンを貫き通しましたが。。。)

お寿司も秋刀魚もタコ焼きも、
どれも美味しくて満足だったのですが、
久しぶりのご馳走に時差ぼけも重なり少々カラダが疲れているのがわかります。

ドイツに戻り、
またベジーでマクロビなシンプルな食生活に戻していこうと思い、
今日は久しぶりに『ごま塩』を作りました。



マクロビを知るまでは
ごま塩は市販のものしか食べたことがありませんでしたが、
無農薬の胡麻と未精製の海塩を炒ってすり鉢でするごま塩の美味しさを教わってからは、
これでないと!という感じです。

美味しいだけでなく
カルシウムやミネラルが豊富なところがよく、
白より黒い胡麻のほうが栄養価的にもいいらしいのですが、
ドイツでは黒胡麻が手に入りにくいため白胡麻で作っています。

体に合う塩分の割合は年齢や住む地域によって変わるそうなのですが、
塩と胡麻の割合は1対16で作りました。

炊きたてのごはんに手作りごま塩。
今日のランチはこれにザワークラウトと味噌汁でした。



ごま塩の作り方はすごくシンプルです。

1.分量の塩を先にフライパンでから炒りして、すり鉢ですっておきます。

2.胡麻を水洗いしてよく水を切り、
先に使ったフライパンでから炒りします。胡麻は指で簡単につぶせるくらい香ばしくなるまで中火でゆっくりと炒ります。

3.胡麻を1のすり鉢に入れて、ゆっくりすっていきます。

4.完全に冷めたら密閉容器で保存します。

日持ちするので、
多めに作って毎日少しずつ食べています。

高野山の精進料理

2016-11-04 | ベジー日記
ハンブルクは日に日に秋が深まっていましたが、
休暇が取れたので
10月末から大阪の実家に家族3人で帰省しています。

10日間と短いため
あまり予定は入れず地元で過ごそうと思っていましたが、
真言宗の聖地、和歌山県の高野山にも行くことになりました。

ドイツ人の旦那さんがビーガンなので
日本で精進料理も食べようと思っていたところ、
高野山には宿坊がいくつかあって
お寺で一泊二食付きで宿泊できることを発見したためです。

実はお墓参りも兼ねていたので、
いつもお世話になっているお寺の宿坊に
初めて泊まらせてもらいました。

部屋も広く、
ヒノキの家族風呂も使わせてもらい、
中庭はキレイだしお掃除も行き届き、
清潔で過ごしやすかったです。

ホテルでないので浮かれた感じはなく、
何となく何かの修行に来てるような気分でしたが、
小僧さんが食事に呼びに来てくれたり、
希望すれば朝の法要に参加もできたりと、
なかなか貴重な体験。

精進料理は一品ずつ丁寧に作られたお味で、
夜も朝もとても美味しかったです。
高野豆腐だけでなく、
胡麻豆腐も有名なだけあって
味わい深いものでした。





ビーガンの旦那さんはマイ作務衣を持参して、
宿坊滞在をとても満喫したよう。

いつもは紅葉が見頃の時期だったらしく、
高野山は外国人も含む観光客で混雑していましたが。

温暖化の影響で
あいにく今年の紅葉はあまり綺麗ではないと聞いていましたが、
少しだけ見ることができました。
ハッとするほど赤い紅葉が
きっともっと綺麗だったんでしょうね。

息子が法要中に泣き出した時、
お坊さんがスッとくれた『こうやくん』の可愛いステッカー。
昨年が開創1200年記念だったそうです。