【9月10日は何の日】カラーテレビ放送記念日
1960年、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現在のTBS)・読売テレビ・朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始したことを記念して制定した。
【9月11日は何の日】公衆電話の日
1900年、日本初の自動公衆電話が東京の新橋と上野駅前に設置された。
当時は自動電話と呼ばれていて、交換手を呼びだしお金を入れて相手に繋いでもらうものだった。
1925(大正14)年、ダイヤル式で交換手を必要としない電話が登場してから公衆電話と呼ばれるようになった。
【9月12日は何の日】マラソンの日
紀元前450年、ペルシャの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのを
アテネの名将ミルティアデスの奇策でこれを撃退し、
フェイディピデスという兵士が伝令となってアテネの城門まで走りついて
アテネの勝利を告げたまま絶命したと言われる日。
【9月13日は何の日】世界の法の日
1965年の「法による世界平和第2回世界会議」で、9月13日を「世界法の日」とすることが宣言された。
【前の答】銀杏
Q1,ボクは絶滅危惧種である。〇or✖?
→〇。絶滅の危機に瀕している種の絶滅危惧I類、
ごく近い将来のおける、野生での絶滅の危険性が極めて高いものの絶滅危惧IA類に継ぐ分類で、
IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いものの絶滅危惧IB類に指定されているんだ。
たしかに、野生のイチョウって、見たことないでしょ?
Q2,ボクはなぜ臭いのでしょうか?
→臭いによって動物に食べられる事を防いでいるだよ。
Q3,イチョウの雌雄は見分けられる。〇or✖?
→✖。見た目ではわからないため、
確実にオスの木と分かっているものから接ぎ木して街路樹として植樹しています。
Q4,ボクはすべて二面体である。〇or✖?
→✖。オスの銀杏は二面体ですが、メスの銀杏は三面体なんです。
オスが96%、メスが4%くらいの割合です。
メスの実からは実ができる木となるんです。
【脳トレの答】低糖質
【今日の話】
昔々、作物がよく取れる、とても豊かな村がありました。
「毎年、作物がよく取れるのは、山の神さまのおかげだ。ありがたいことだ。」
この村では、秋の取り入れが終わると山の神さまが近くの山に入って山を守り、
春になると里に出てきて田の神さまになるのです。
山の神さまは山のとりもちの大木に住んでいる、とても恥ずかしがり屋の女の神さまです。
ある年の春、今年も無事に田植えが終わったので村人たちは山の神さまをお迎えしようと、
とりもちの大木の前にやって来てお祈りをささげました。
するとやがて、「村の衆、待たせたな。今年も豊作にしてやるからな。」と、
山の神さまは里に出てくると、植えたばかりの田んぼを見て回りました。
ところがその時、「おっとっとっと・・・」と、
神さまは石につまずいて、小川に落ちてしまいました。
「あっ、神さまっ、大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だ。・・・うん?」
その時、山の神さまは水に映った自分の顔を見てしまいました。
その顔の、みにくいことといったらありません。
「これが!これがわらわの顔か?こんなひどい顔が、わらわの顔じゃったとは!恥ずかしや、恥ずかしや!」
山の神さまは顔を隠したまま一目散に走って、山へ逃げ帰ってしまいました。
そして、山へ逃げ帰った山の神さまは、お供え物をひっくり返したりして大暴れです。
「恥ずかしや!わらわの顔が、あんなにひどかったとは!もう、里に降りるのは嫌じゃ!嫌じゃ、嫌じゃ、恥ずかしや~!」
山の神さまは、そのまま祠に閉じこもってしまいました。
すると山の神さまが見回りに来なかったので、植えたばかりの田んぼの苗が枯れ始めたのです。
「困ったのう。一体どうしたのじゃ、山の神さまは?」
「これじゃあ、食う物がなくなってしまうぞ!」
「ここはもう一度、山の神さまにお願いして、田んぼを見回ってもらうしかない。」
そこで村人たちは山のとりもちの大木の前に集まって、山の神さまにお願いしました。
「山の神さま!田の神さま!お願いです!田んぼに、出てきて下さい。」
でも山の神さまは、祠の中で泣き叫ぶばかりです。
「嫌じゃ、嫌じゃ。わらわはもう、村へも田へも出たくない!」
困った村人たちは、どうしたものかと相談をしました。
「山の神さま、もしかして腹が減っているのでは?だから機嫌が悪いのかも。」
「そうじゃ。そうに違いない。みんなでお供え物をして、歌って踊れば、きっと機嫌をなおされるに違いない。」
こうして村人たちは、山の神さまのいる祠の前に山ほどのお供え物をしました。
そして村人たちは、おかめやひょっとこのお面をつけると、笛や太鼓に合わせてにぎやかに歌って踊り出しました。
それを知った山の神さまは、祠のすき間からのぞいて見ました。
「ああ、楽しそうだな。きれいな着物を着て、おかめやひょっとこの面白い面をつけて。
・・・面白い面?・・・面白い顔?嫌じゃ!やめてくれ!わらわの顔は、おかめやひゃっとこの様にみにくいんじゃ!」
山の神さまは、顔を押さえて泣き叫びました。
すると晴れていた空が急に曇って、山全体が大きく揺れ動きました。
「大変だ!山の神さまが怒った!」
「逃げろ!逃げろ!」
「危ないぞ!」
村は、大騒ぎとなりました。
するとそれを見ていた物知りのおばあさんが、村人たちに言いました。
「お前たち、何で山の神さまを怒らせるんじゃ!」
「いいや、おれたちは、山の神さまを怒らせようとしたんじゃねえ。山の神さまに、喜んでもらおうとしたんじゃ。」
村人たちがそう言うので、おばあさんはみんなを集めて言いました。
「お前さんたちは、山の神さまの顔を見た事はあるか?」
「ああ、見た事はあるぞ。」
「それで、どんな顔じゃった?」
「まあ、正直言って、みにくい顔じゃった。」
「そうじゃ。山の神さまはな、そりゃあ、みにくい顔をしておられる。
今まではその事に、山の神さまは気づかれんかった。
ところがそれがわかってしまい、恥ずかしくなって、祠に閉じこもられてしまわれた。
そんなところに、お前らがきれいな着物を着て、
しかもみにくい顔のおかめやひょっとこの面をかぶって踊るもんだから、
山の神さまは自分がみにくいのを馬鹿にされたと思って、よけいに気を悪くされたのじゃ。
山の神さまとはいえ、女じゃからな。」
「なるほど、言われてみれば、そうかもしれん。」
「なら、どうすれば機嫌を直されるのじゃ?」
「それはな、山の神さまよりも、もっとぶさいく物をお供えすればええ。
そうすりゃ、山の神さまは自分よりぶさいくな顔がこの世にいたのかと、大喜びなさるにちげえねえ。」
「しかし、あの山の神さまよりもぶさいくな物など、この世におるのか?」
「ああ、それなら、ボクという魚がよいじゃろ!」
「ボク?なんじゃあ、それは?」
するとおばあさんは、水がめを持って来て中に入っている物を見せました。
「これが、ボクじゃ。」
水がめをのぞきこんだ村人たちは、すぐに大笑いです。
「ギャハハハハハッ、なんて面白い顔じゃあ!」
「おかしな顔じゃ!」
「みにくい顔じゃ!」
「ぶさいくな顔じゃ!」
そこで村人たちは、このボクを持って山の神さまが隠れている祠の前に置きました。
すると祠の扉が少しだけ開いて、山の神さまがこちらを覗きました。
村人たちは山の神さまの顔を見ないように頭を下げたまま、持ってきた水がめを差し出しました。
その時、水がめの中のボクが、ひょいと顔を出したのです。
このボクの顔をジッと見つめていた山の神さまは、突然大笑いしました。
「オホホホホホッ。これはおもしろい顔じゃあ!この世に、わらわよりおかしな顔があったのか!オホホホホホッ!」
こうして山の神さまの機嫌はすっかりなおって、村人たちと一緒に村へおりて来てくれたのです。
おかげで田や畑は生き返り、大豊作となったのです。
Q1,ボクのウロコはいくつあるでしょうか?
a,0 b,528 c,1028 d,1528
Q2,ボクには毒がありますが、どこにあるでしょうか?
a,歯 b,背びれ c,内臓 d,皮
Q3,男たちが山に集まり、懐からボクを取り出しながら一斉に大声で笑う「山の神」の祭を行っているのはどこでしょうか?
a,長崎 b,三重 c,福井 d,秋田
Q4,名前の「オコ」は何を意味するでしょうか?
【今日のひと言】時間の使い方が下手な者は、時間がないと言う
【今日の脳トレ】
【今週の一枚】
1960年、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現在のTBS)・読売テレビ・朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始したことを記念して制定した。
【9月11日は何の日】公衆電話の日
1900年、日本初の自動公衆電話が東京の新橋と上野駅前に設置された。
当時は自動電話と呼ばれていて、交換手を呼びだしお金を入れて相手に繋いでもらうものだった。
1925(大正14)年、ダイヤル式で交換手を必要としない電話が登場してから公衆電話と呼ばれるようになった。
【9月12日は何の日】マラソンの日
紀元前450年、ペルシャの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのを
アテネの名将ミルティアデスの奇策でこれを撃退し、
フェイディピデスという兵士が伝令となってアテネの城門まで走りついて
アテネの勝利を告げたまま絶命したと言われる日。
【9月13日は何の日】世界の法の日
1965年の「法による世界平和第2回世界会議」で、9月13日を「世界法の日」とすることが宣言された。
【前の答】銀杏
Q1,ボクは絶滅危惧種である。〇or✖?
→〇。絶滅の危機に瀕している種の絶滅危惧I類、
ごく近い将来のおける、野生での絶滅の危険性が極めて高いものの絶滅危惧IA類に継ぐ分類で、
IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いものの絶滅危惧IB類に指定されているんだ。
たしかに、野生のイチョウって、見たことないでしょ?
Q2,ボクはなぜ臭いのでしょうか?
→臭いによって動物に食べられる事を防いでいるだよ。
Q3,イチョウの雌雄は見分けられる。〇or✖?
→✖。見た目ではわからないため、
確実にオスの木と分かっているものから接ぎ木して街路樹として植樹しています。
Q4,ボクはすべて二面体である。〇or✖?
→✖。オスの銀杏は二面体ですが、メスの銀杏は三面体なんです。
オスが96%、メスが4%くらいの割合です。
メスの実からは実ができる木となるんです。
【脳トレの答】低糖質
【今日の話】
昔々、作物がよく取れる、とても豊かな村がありました。
「毎年、作物がよく取れるのは、山の神さまのおかげだ。ありがたいことだ。」
この村では、秋の取り入れが終わると山の神さまが近くの山に入って山を守り、
春になると里に出てきて田の神さまになるのです。
山の神さまは山のとりもちの大木に住んでいる、とても恥ずかしがり屋の女の神さまです。
ある年の春、今年も無事に田植えが終わったので村人たちは山の神さまをお迎えしようと、
とりもちの大木の前にやって来てお祈りをささげました。
するとやがて、「村の衆、待たせたな。今年も豊作にしてやるからな。」と、
山の神さまは里に出てくると、植えたばかりの田んぼを見て回りました。
ところがその時、「おっとっとっと・・・」と、
神さまは石につまずいて、小川に落ちてしまいました。
「あっ、神さまっ、大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だ。・・・うん?」
その時、山の神さまは水に映った自分の顔を見てしまいました。
その顔の、みにくいことといったらありません。
「これが!これがわらわの顔か?こんなひどい顔が、わらわの顔じゃったとは!恥ずかしや、恥ずかしや!」
山の神さまは顔を隠したまま一目散に走って、山へ逃げ帰ってしまいました。
そして、山へ逃げ帰った山の神さまは、お供え物をひっくり返したりして大暴れです。
「恥ずかしや!わらわの顔が、あんなにひどかったとは!もう、里に降りるのは嫌じゃ!嫌じゃ、嫌じゃ、恥ずかしや~!」
山の神さまは、そのまま祠に閉じこもってしまいました。
すると山の神さまが見回りに来なかったので、植えたばかりの田んぼの苗が枯れ始めたのです。
「困ったのう。一体どうしたのじゃ、山の神さまは?」
「これじゃあ、食う物がなくなってしまうぞ!」
「ここはもう一度、山の神さまにお願いして、田んぼを見回ってもらうしかない。」
そこで村人たちは山のとりもちの大木の前に集まって、山の神さまにお願いしました。
「山の神さま!田の神さま!お願いです!田んぼに、出てきて下さい。」
でも山の神さまは、祠の中で泣き叫ぶばかりです。
「嫌じゃ、嫌じゃ。わらわはもう、村へも田へも出たくない!」
困った村人たちは、どうしたものかと相談をしました。
「山の神さま、もしかして腹が減っているのでは?だから機嫌が悪いのかも。」
「そうじゃ。そうに違いない。みんなでお供え物をして、歌って踊れば、きっと機嫌をなおされるに違いない。」
こうして村人たちは、山の神さまのいる祠の前に山ほどのお供え物をしました。
そして村人たちは、おかめやひょっとこのお面をつけると、笛や太鼓に合わせてにぎやかに歌って踊り出しました。
それを知った山の神さまは、祠のすき間からのぞいて見ました。
「ああ、楽しそうだな。きれいな着物を着て、おかめやひょっとこの面白い面をつけて。
・・・面白い面?・・・面白い顔?嫌じゃ!やめてくれ!わらわの顔は、おかめやひゃっとこの様にみにくいんじゃ!」
山の神さまは、顔を押さえて泣き叫びました。
すると晴れていた空が急に曇って、山全体が大きく揺れ動きました。
「大変だ!山の神さまが怒った!」
「逃げろ!逃げろ!」
「危ないぞ!」
村は、大騒ぎとなりました。
するとそれを見ていた物知りのおばあさんが、村人たちに言いました。
「お前たち、何で山の神さまを怒らせるんじゃ!」
「いいや、おれたちは、山の神さまを怒らせようとしたんじゃねえ。山の神さまに、喜んでもらおうとしたんじゃ。」
村人たちがそう言うので、おばあさんはみんなを集めて言いました。
「お前さんたちは、山の神さまの顔を見た事はあるか?」
「ああ、見た事はあるぞ。」
「それで、どんな顔じゃった?」
「まあ、正直言って、みにくい顔じゃった。」
「そうじゃ。山の神さまはな、そりゃあ、みにくい顔をしておられる。
今まではその事に、山の神さまは気づかれんかった。
ところがそれがわかってしまい、恥ずかしくなって、祠に閉じこもられてしまわれた。
そんなところに、お前らがきれいな着物を着て、
しかもみにくい顔のおかめやひょっとこの面をかぶって踊るもんだから、
山の神さまは自分がみにくいのを馬鹿にされたと思って、よけいに気を悪くされたのじゃ。
山の神さまとはいえ、女じゃからな。」
「なるほど、言われてみれば、そうかもしれん。」
「なら、どうすれば機嫌を直されるのじゃ?」
「それはな、山の神さまよりも、もっとぶさいく物をお供えすればええ。
そうすりゃ、山の神さまは自分よりぶさいくな顔がこの世にいたのかと、大喜びなさるにちげえねえ。」
「しかし、あの山の神さまよりもぶさいくな物など、この世におるのか?」
「ああ、それなら、ボクという魚がよいじゃろ!」
「ボク?なんじゃあ、それは?」
するとおばあさんは、水がめを持って来て中に入っている物を見せました。
「これが、ボクじゃ。」
水がめをのぞきこんだ村人たちは、すぐに大笑いです。
「ギャハハハハハッ、なんて面白い顔じゃあ!」
「おかしな顔じゃ!」
「みにくい顔じゃ!」
「ぶさいくな顔じゃ!」
そこで村人たちは、このボクを持って山の神さまが隠れている祠の前に置きました。
すると祠の扉が少しだけ開いて、山の神さまがこちらを覗きました。
村人たちは山の神さまの顔を見ないように頭を下げたまま、持ってきた水がめを差し出しました。
その時、水がめの中のボクが、ひょいと顔を出したのです。
このボクの顔をジッと見つめていた山の神さまは、突然大笑いしました。
「オホホホホホッ。これはおもしろい顔じゃあ!この世に、わらわよりおかしな顔があったのか!オホホホホホッ!」
こうして山の神さまの機嫌はすっかりなおって、村人たちと一緒に村へおりて来てくれたのです。
おかげで田や畑は生き返り、大豊作となったのです。
Q1,ボクのウロコはいくつあるでしょうか?
a,0 b,528 c,1028 d,1528
Q2,ボクには毒がありますが、どこにあるでしょうか?
a,歯 b,背びれ c,内臓 d,皮
Q3,男たちが山に集まり、懐からボクを取り出しながら一斉に大声で笑う「山の神」の祭を行っているのはどこでしょうか?
a,長崎 b,三重 c,福井 d,秋田
Q4,名前の「オコ」は何を意味するでしょうか?
【今日のひと言】時間の使い方が下手な者は、時間がないと言う
【今日の脳トレ】
【今週の一枚】