春のクリーン作戦

この団地のお世話になってから久しい、終の棲家として二人でそ～と訪れたのは役所に申し入れ抽選で当たったのは確か１０番目だった、それが色々な人達がそれぞれ入居検討をしたと思うが、折り合いが合わなかったのかとうとう諦めていた私達の所に順番が回ってきた。
様子が判らず、裏側が公園になっているベランダ側から、恐る恐る覗いてみた時に居住場所は２ＤＫだったが階は一階でベランダの下は花壇利用が出来る環境と、市営団地にしては広々とした専用公園がベランダの外に広がっていた、亡妻と喜び合ったことを今でも思い出す。
不治の病に取りつかれ、終末をこの団地の部屋から旅立ったことで多少早かったが女房も納得していると思う。
自分のこととなると全く予想もできないが、出来れば老衰で逝きたいと夢見ている。

現在当団地の総務を務めていて、春から若い会長に代替わりしているのでサポート役に徹している、戸数１００戸の小さな自治会だが、入居者の年齢も上がりその上シングル世帯も多くなっている、個人情報などで人と人の繋がりが希薄になる昨今だが、入口ごとに班制度を作り、班ごとにお茶飲み会をやってきて、会員同士のコミニュケーションを図ってきたが、何時の間にやら消滅していた。

その、復活のような感じで春秋２回の大掃除に、終了後班ごと現場で立ち話の井戸端会議（コミニュケーション）をやることに決め、実践した。
準備したものは、参加者一人一人にドリンクとパイ菓子を、自治会への要望があれは班長から上げてもらい、何もなければ雑談でも、おしゃべりでもと通達する。
参加人員を８０名と計算し、用意していたが結局７０個のおやつが出て行ったので、考えていた目的を果たしていると感じ取った。
６月１０日には、同じところで春のリクレーションを開催する、焼肉、焼き魚パーテーで生ビールも出てくる、その頃は藤棚の藤が満開になっているはずだ、あとはお天気さえ良ければ。

１１時過ぎて野牛山ルートにタケノコ採りに行く、ゲートは解放されていて何台もの先客の車が入っていた、今日も行き先が決まっていて、予定の量が採れたので二時間ほどで帰ってくる。
タケノコもようやく出始めたという感じだった。
団地裏公園
野牛山ゲート解放
今日の収穫