『リュージュコース』モドキ初日

月寒公園の坂下野球場は、冬期間市の除雪車、除雪機械の置き場兼排せつ雪の置き場になっている、頻繁に雪が降り続いているので関係の車の出入りも頻繁だ、二面ある野球場全部を占領している訳ではなく半分を仕切って雪の塀で囲っている状態だ、土日祭日には野球場に隣接するそり山を目指して子供たちは集まってくる、時には学校のスキー授業にも利用しているようだ、スキーには少し物足りない小山だが、子供たちのそり山として使用する分には大変適している。
さて、昨日の大雪は今朝まで時々降り続いていた、雪の晴れ間を見計らい我が団地の小さな除雪バケットは早朝から動き出していた、昨夜一度寝床に着いたが、目冴えて暗闇の中で思いを巡らしていると、橇作りの過程で思いつくことがあり、エコ橇の再整備途中の仕事を終わらせようと、とうとう起きてしまい仕事を始めてしまった、お蔭様で朝の三時頃には橇検済カードも貼り付け、私の製作した橇は合計３３台になっていた、これで当日大学生さんたちが指導して作り出す２０台の橇を加えると５０台を超えることになる、これで橇コース内の賑やかさが想像できてくる。

今度は、会場のコース作りを手掛けなければと考えていたので、昨日の大雪はコース作りには有利に働く、雪の柔らかいうちに坂の上の方から順にコース最後のクニックまで降ろして行けば、平らな斜面が出来上がる計算をする、後は直ぐすぐ誰の手助けも難しいので、橇爺さん一人の腕に、朝９時少し過ぎには試走用橇２台、スコップ、ダンプ、スノージュ―を車に積んで出かけていた、途中コンビニでおにぎりを買い込む、公園には南側から元プール跡のすぐそばまで近づく、ここからがそり山には一番近く、何時も利用している所だ、積雪は２０センチ以上そり山全体を覆っていた。

結局、昼のおにぎりを食べながら３時間半は頑張って橇コースと思われる所に、雪よけから雪踏み、最後はコースを設定し実際滑ってみる、橇すべり初心者でも滑れるストレートコースに設定する、出来れば当日まで橇幅に合わせ５センチほどの深さの溝を６０パーセントから７０パーセントの固定コースを４本決めてくる。
今日は、大雪の中珍しく近くの幼稚園児の団体がそり山に遊びに来る、そり山のメーンコースの真ん中でお昼過ぎまで遊んで行った、丁度チューブ橇のコース上で少しコースを固めて行ってくれた、明日から三連休になる大勢の子供たちが来て雪を踏んでくれれば増々立派なそり山になってゆく。

帰宅後、初めての銭湯へ公園に近いので「とよひらおもしろスノーパーク」のポスター展示もお願いしてくる。

そり山が賑やかに

橇検済カード
望月湯