暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#269

2021-08-18 08:52:19 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 過去最高額となっている、クレカのリボルビング払い消費者信用残高(米)。

…⇑22%も増えている米クレカのリボ払い残高。昨夜のNYは、市場予想を大きく下回った7月小売売上高(デルタ株の拡大が始まったのが7月だった)で一時⇓500$の下げとなったも、パウエル発言が特に目新しいことが出なかった事から、終盤にかけ⇑へと。米10年債金利も上昇(1.266% (⇑0.010))。

直近のリスクオフムードでの円高(リスクオフ因:①コロナ再拡大、②アフガン、③中国当局のネット規制(元が大幅な売りへ))、&米の経済減速懸念etc. から、原油・コモディティも⇓へと。

…先週に可決された米インフラ投資法案を「留保する」としたペロシ下院議長(20日まで議会は休会)。

子育て支援・気候変動関連法案可決を経てから、と(子育て法案etc. は10月の法案成立を目指している)。当初よりも大幅な減額となったバイデンの巨額インフラ投資。

も、ミドルマーケットのM&Aスポンサーのボリュームが、2021年2Qに260億米$にまで増えていたり、米財務省の余剰資金が(リバースレポにより)順調に減ってきている事(7月で切れたトランプ置土産の”債務上限復活”を停止に持ち込むために、米財務省が、この前施行した短期債券に対する技術的利上げ(実質プレミアム付利をレポ市場に付けている)をしている事もあり、財務省の余剰資金を圧縮している、とのマーケットの見方もあり)、&昨夜NYで「23年利上げ」に立ち返った示唆をしたパウエル議長。

今夜のNYは7月FOMCの議事要旨が出てきます。米国野村グループのヤマコシさんは、7月小売売上高etc. を受けての「今後FRBは、テーパリング先送りなど、ハト派寄りの発言をし始める可能性がある」と、今朝のモーサテで仰っていました。過日のクラリダ副議長etc. Fedのタカ派発言が続いていたのですが、潮目が変わってきてる感じでしょうか(”助ける”方向に)。

…三菱UFJ信託銀行の谷口さんは、

          • 7月小売売上高で米マーケットは下落。も、パウエル発言で持ち直した。10年債金利は⇑へと。
          • 今夜の議事要旨で、テーパリング示唆出るか。
          • パウエルのジャクソンホールを控え、動きは鈍い。

《FRBの国債買いオペ》米の国債発行額が買い入れ額を下回る水準な今。

テーパリングに向けて米国債の純発行が減少している今。⇒コロナショック以降、米国債の純発行額は増加の一途だったが、今年に入り減少。⇒FRBがすべて消化しているから(FRBによる米国債の大口買いにより)(米国債発行額が購入額を下回っている今。⇒∴安心して米国債を変えるので、金利⇓)。⇒∴10年債金利が⇓へと。

《今後の米国債需給》

            1. バイデンの巨額(?)インフラ投資
            2. ジャクソンホールで、パウエル議長がテーパリングに踏み込んだ言及をするかどうか
            3. インフレ圧力が更に強くなっていくのか。(強くなれば、秋以降・年末にかけて金利上昇&「再度111円台にチャレンジすると見ている」と谷口さん)

…イラン。ウラン濃縮度を核兵器級に引き上げていたイラン(20⇒60%に。IAEAの基準を大幅に超えている)。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。