おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- ”タリバン政権復活”による”中国のリスク”。
…アフガニスタン・中国・印の3国は隣接している。(アフガンと中国も微妙に隣接。中国に入国できるであろうタリバン。ウイグル自治区での中国政府によるイスラム迫害への、タリバンによる報復を恐れていると見られる)
中国は、国境付近で(寧夏)ロシアとの合同軍事演習を8月に行っています。イスラム過激派の”波及効果”を貰いたい中国。も、それと等価交換で、中国の経済・戦略的利益をアフガンに貢ぐことになるだろう、とも見られています。アフガン国内では中国は好かれていないという事実があるので。
また、アメリカが太平洋に進出してくるのを恐れている中国でもあるので(イランからアフガンを経由して、イラン産oilを中国国内に運びたい中国)(アフガンで印 vs 中国となる、という見立ても有り)、
⇒米(バイデン)が”軟着陸”できるかどうか、バイデンの今後の対応がマーケットにも影響してきそう(ハリス副大統領の支持率も急降下な今。メキシコ国境の移民問題に対する無策で)。
昨日には、中国への投資資金を一斉に引き上げたバンカメetc. の米投資。
バンカメが中国離れを始めたとの報道。7月は保有比率の引き下げは0だったが、今月に入り中国株のウェートを下げている、と。中国当局の規制強化を懸念してのことだそう。「ほぼほぼテスラ、少しテンセント」な今。米SECも中国企業の監視を厳しくする事もあり。
…昨日の日本。
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- トヨタ減産(9月は4割減産(コロナで))。
- コモディティ価格の急落(銅価格が⇓。再生エネルギーには銅が必須)。
- 政局の本格化で、大引け間際にグッと下げた(医薬品の上昇はブラックロックetc. の外国勢か)。
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…今朝のモーサテでは、「チャイナショック」「コロナショック」etc. の「ショック時」の金利上昇に対して強さを発揮する「バンクローンファンド」の分析をしていました。投資先企業への回収(担保有。社債回収よりもバンクローン(貸付)回収)の方を優先している銀行。収益の安定性が魅力、も、償還期間が短いことがネックなので、長期の商品を選べ、と。
- 商品価格全面安&中国による鉄工品輸出の自粛(も、高品質なものは輸出継続)。
…昨日、トヨタが場中に発表した『9月の世界生産台数4割削減』は、世界的にこの流れが広がる懸念&フィラデルフィア製造業景気指数etc. 製造業の下落へと繋がっていくのではないか、という懸念が広がっていますが。
トヨタが生産台数を削減するとした主な理由は、①世界的な半導体供給ひっ迫、②コロナにより部品資源の仕入れ先である東南アジア工場の停滞、からの供給不足で。
米7月CPIは、米経済の鈍化を表す数字だったこと(特に中古車販売台数)から、「9月発表の8月米CPIも鈍化するだろう」と今朝のモーサテ・SMBC日興証券あくつさん。
⇒∴米FRBのテーパリング開始時期(直近では「年内テーパリング開始、年明けに利上げ」とマーケットは見ていますが(利上げ前倒しと))の後退では、マーケットは好感するのか(も、今週の米マーケットはおかしくて、株下落因でも米国債は反応せず、米$も買われない。則が当てはまらない今)。
…加・豪etc. の資源国通貨が売られ、米$が買われた昨夜NY。⇒∴米$高での割高感から(米$が基軸通貨なので)、WTI原油etc. の商品価格全面安へと繋がりましたが。
米同様、中国の7月CPIも鈍化な今(習は昨日、国有企業96社に半導体・自動車・新素材etc. 4分野の開発加速を指示した)、米マーケットは9月半ばごろに”景気不透明感のピークを迎える”と、あくつさん。
NYのホリコさんは、昨日に「7月雇用統計が良くても、CPIなどの足元の数字が悪い今(「今が最悪」とホリコさん)。
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- 9月末に切れる失業保険上乗せ特例(駆け込み就職が増)
- ”一時的なインフレ”による反動での”デフレ”が、米にも必ず来る(雇用統計でインフレと見ているマーケット)
- 個人の所得は伸びていない今
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⇒∴「テーパリングやるやる詐欺」には要注意、と。
よろしくお願いいたします。