おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 「ジャパニフィケーション(日本化)」世界に忍び寄る「デフレ」と「停滞」
…先週の日経記事ですが。「欧州は、日本と同じ道を辿っている」と4月の英議会上院での白川前日銀総裁による弁。
8/26(土)の日経1面の連載「人口と世界」⑥にもありましたが、「低金利策に限界」と。
…パウエル議長のジャクソンホール発言。世界的全面高へと。
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- インフレについて十分な進展を認め、雇用も明確に改善する道筋ができた、と発言。テーパリングは早ければ来月(9月)のFOMCで発表されるだろう。
- 利上げに関する発言が無かったことが、ポジティブへと。
- 警戒されていたようなタカ派発言は無し。
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&上田ハーロー:パウエル、「年内に量的緩和を縮小」を強調。
⇒∴マーケットには安心感が広がっている。
⇒∴株価・資源価格上昇(年間では原油以外のコモディティは⇓、CRBは⇑)。⇒日経電子版では「世界経済も転機に。新興国への打撃懸念」。
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- テーパリングが開始できる位、米経済が正常化している今。
- 利上げはまだ先。⇒∴ゼロ金利継続なので、債券とキャッシュの利回りに魅力はない。
- 不動産はまだ高騰している。⇒∴投資妙味に乏しい。
- 米企業決算は好調な今。
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⇒∴米ローン商品はまだ投資妙味が残されている。(USバンクローン{変動金利・(今は)金利上昇リスク無し} > ハイイールド債券{US CLO AAA格も変動金利、なおかつ、クオリティ対比のスプレッド妙味はまだ高い状態})
⇒∴「米グロース株(ナス)優位の流れが、足元で小休止している。小型株全体にショートスクイーズが入り、小型バリュー株も恩恵を受けている事が影響している(資金はバリューへと)。今後、本格的にバリュー優位の展開に戻るには、長期金利がBEIを伴って上昇する必要があるだろう」「ここでもチキンレースが続いている」とも。
…先週(金)のジャクソンホール・パウエル後、連銀総裁らが次々に”9月テーパリング発表”を支持し始めました。パウエル議長への反乱。パウエルを完全に無視するFed数人(”タカ派になりきれないカプランさん”で、マーケットは先週「テーパ開始は遠い」からのリスクオンムードが広がる日もありましたが)。
①先日のカプラン(連銀総裁)が一瞬見せたハト派発言やジャクソンでのパウエル発言からは、”経済懸念”や”それに伴う株価の大幅調整”と真っ向から対峙するつもりはなく、マーケットとコミュニケーションをとる意図が感じられる。であれば、株価はまだ上値を試していくだろう。マーケットのスタンスは引き続きBuyか。
②最近の印象深い材料は、カプランの(タカからハトへの)寝返り発言・ファイザーのFDA(食品医薬品局)正式承認・モデルナのFDA承認申請。
⇒カプラン発言はFedがタカ派になりきれないことを示した。ワクチンのFDA正式承認は、企業や公共(公共施設etc.)での”接種義務化”を急速に促し、∴経済の減速懸念を和らげ(払拭し)、∴株価を大きく上昇させると見ているマーケット。
…米ルイジアナ州に上陸したハリケーン「アイダ」。上陸するときの勢力では、16年前の「カトリーナ」と同レベルの強さ、フェーズ4の「アイダ」。
カトリーナの前例があるので、原油・小麦・大豆・トウモロコシetc. そんなにパニックにはならない?
米マーケットでのハリケーン材料の則は、「上陸したら急落する」。(米安全環境執行局が「メキシコ湾岸の原油生産量の91%・天然ガス生産量の85%が削減される」と発表している記事有)
…米中の衝突危機について。今朝のBS1. AM8:00~「キャッチ」で特集していました。
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- もしも中国が台湾に侵攻したとすると、まずは必ず台湾の東側に中国人民解放軍の基地を作ると見られている事(太平洋に出ていける)。
- その台湾東側基地から、潜水艦で太平洋に出てくる中国。⇒∴米には脅威となる。米本土防衛のために、そうはさせられないバイデン。⇒∴米は「印太平洋自由航行作戦」に関わり続けなければならない今後。(印太平洋作戦を維持したい米)
- 米中共に、「対話解決は難しい(無い)」と見られている。
- 習の”目標達成”の方が重要な中国(台湾の本土回帰をマストとしている)、& 印太平洋作戦を維持したい米(本土防衛のため)。⇒アフガンと台湾(印太平洋作戦)は、米軍において全く位置づけが異なる。米本土の為に必要な台湾なので。⇒∴台湾1国の中に中国と米、2国の軍があるのは危険。
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よろしくお願いいたします。