暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#592

2022-10-27 09:59:30 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 経済政策に長けていた劉鶴(リュウカク。李克強らと共に一掃されてしまった北京閥の人)の後任、何立峰(カリツポウ)についての分析。~10/26.22:00.BS1国際報道北京支局総局

…習の経済ブレーンだったリュウカク氏に比べると、かなり劣った印象に。

…国際経験がほぼほぼ無し。

…政治手腕も未知数。

…従来の経済施策(不動産市場底上げのための住宅ローン金利低水準維持などか)をそのまま踏襲すると見られている。→∴今後の経済先行きが不透明なことから、「中国の金融市場は今後低迷していくと見られる」とも。

…現在の中国本来の経済状況のままなら⇓⇓

          • GDP水準は来年も上向かない。
          • ↑ココに更に「人口増のピークを付けた」。
          • +「高齢化が進行」という負の因も加わり。

→∴「中国は今後も低成長が継続するとも見られている」

…「習の一強」が確実な中で、習による更なる「マーケット軽視」が続くなら(歯止めがかからないようであれば)、中国内から外資(金融)が撤退し、中国経済は低迷へと向かうだろう、とも。

 

  • 今朝ワールドニュース。

…スペインTVE:「”住宅ローン金利高止まり”発の”不動産不況”が、来年の世界経済リセッション入りの引き金懸念になる」と。

  • NYホリコさん。「FRBもバイデンも『インフレインフレ』言い過ぎ」説でのマーケットの軌道修正が出始めている。

…米決算真っただ中。マーケットも決算に素直に反応している。決算内容も全然悪くない。では、大手ハイテクだけマイナスだったのは何故?

悪くない内容なのに、時価総額が大きい大手ハイテクへの「すぐ投げる」という癖がついてしまっている(マーケットに)

          • ダウ   :31839 (⇑2)
          • SP500   :3830   (⇓28)
          • ナスダック:10970 (⇓228)

①今年は特に、apple⇓8%・Google⇓9%・メタ⇓約20% と強烈な売りが出ている(マイナス材料無いのに)

→金利上昇&為替変動($高)が因(業績悪化材料)

&「大きくなった設備投資額がマーケットに嫌気されている」という表向きの綺麗な理由も存在。

②なのに「買い推奨」とされている大手ハイテク銘柄。なぜ?

→10か月近く良い思いをしていない銘柄となってしまっている(見切り売りで)

→この後Amazon・Intelなどが出てくるので、そこでマーケットが「悪材料は織り込んだ」となると見ての「買い推奨」。

③いずれにせよ、今年の共通のマイナス材料は「$高の影響」もある(米$は30-40%も高くなったので)

→も、基本的には為替は影響ないはずなのに。

            • 為替は変動するもの。
            • 為替変動により各国の売り上げも変動してくるので。

→これをマーケットは織り込んでいたはずなのに、再度の「嫌気」心理へと。

…上記①②③から、「大きな買いのエネルギーがたまっているので(皆が準備してスタートを待っている状態)、今回の買いはストックする形になると見ている」

          • 米10年債利回りの上昇だったのが、4%寸前あたりまで落ちてきているし。
          • 「リセッション入り」との見方も、今後「インフレ落ち着く」を表す経済指標が出始めると予想されているので。&「政治的なインフレ材料だった」シナリオの今のマーケットなので。

政治的な高インフレにさせてから、マーケットの数字をわざと落として”自律調整”に仕向けるFRBのやり方(∴Bad news is good news.という副作用)

→∴一部の議員から「いいかげんにしろ」とバイデン&パウエルに苦情が出てきた。

→∴「インフレインフレ」と連呼しすぎのFRB・バイデンに対し、”軌道修正”が出てくると見られている。

          • 金融政策の効果が出るまでに6-9ヵ月要する。
          • 過去のFRBが「早めにインフレブレーキを踏みこみすぎた」で失敗しているので、今回は「インフレを認める」適正時期を失する結果となってしまった。
          • なおかつ、金融政策による経済効果は、出てくるのに時間がかかるので(”遅効性””先行性”の違いもあるので)、∴賃金・住宅に表れるのはかなり遅れた数字となる(ので、ココを見ていれば良い)
          • 「住宅価格が⇑7%近くになっている」と言われているが。実質との温度差が大きくなっている」。→住宅ローンの実質は、本当はもっと下がっている(成立した住宅取引のローン金利はもっと下がっている)。→∴取引成立していない住宅数の統計が「遅効性指標」とされている今として上がってきてる。

「決算後の、自社株買いできる最後の時期が到来」「中間選挙終了」etc. ネガティブ因が無くなってくるので、これから年末まで、需給は非常に良くなってくると見ている。

  • 今朝ワールドニュース:中国CCTV。

…「5年後の共産党大会までに、”社会主義現代国家”の成功を勝ち取ろう」というスローガンを分科会で掲げた習。

…クリーンエネルギーとデジタル分野のアウトソーシング(外注)が増えている、とCCTV。

…AIIB(アジアインフラ投資銀行)の会議に注目。


よろしくお願いいたします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿