暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#369

2022-01-11 08:17:13 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 1/7(金)の米雇用統計で?リスクオフっぽい円と$の買いなのに、スイスフランが売られている背景は?

※先週金曜の12月米雇用統計

              • 失業率が4%を割り込んだ(”完全雇用”を意識させた)
              • 平均時給も上振れした

∴「FRBが利上げ増やす」的悪影響でのリスクオフっぽさ?

…米5年物国債が2019年ぶり1.553%超えとなった昨夜NY。

米10年物国債も一時再びの1.8%到達。BTCは一時4万$割れ。(7年債入札は1月FOMCの後)

今週は米3年・10年・30年国債入札&IG債だけでも$30bn(それ以上と見られている)の起債が予定されており、レートロックセルから国債利回りには上昇圧力が加わり易い。それに加えて、CPIやパウエルの上院銀行委での議会(公聴会)etc. で、懸念材料が多い。

…バーキン発言(1/10WSJ。インタビューは1/7)

「12月に行ったテーパリング加速の決定を強く支持している。3月のFOMCでFedが利上げに踏み切る可能性は十分にある」(2・4月はFOMC無し)

…米雇用市場では、多くの労働者が再就職を望んでおらず、これ以上ないほどタイトな状況。

ただし、約350万人の労働者が失われたままであることから「労働参加率が回復すれば、賃金上昇圧も低下(ガス抜き)となり、インフレ率も低下となる」と見ている筋が多い今のマーケットだが。

「”労働参加率が回復し&賃金が広く上昇し始めた時”に初めて、Fedの言う『完全雇用』に向かう兆しを見せると考えている」と信頼しているTwitterの方①。

…ダドリー元NY連銀総裁。

「ターミナルレートは3.0%~4.0%を想定」と(FRBの見通しでは2.5%)

「最高で4.0%に達する」「今年は4~5回の利上げが必要」とも。

著しくタカ派。も、元NY連銀総裁の言う事なので、頭の片隅に置いておく。

…zerohedgeさん。

「今週は、次回FOMCを前にパウエル議長の公聴会以外にも約10人のFedから詳しい話が聞けるので、マーケットは”Fedプットのストライクプライス”(Fedが株価下落時に介入する下値)を探る展開になると見ている」(も、NYは大引け間際にダウもナスも一気に上昇方向へと動いた)

…バンカメ。「今年4-6月にも原油価格は100$台への到達を想定」

…信頼しているTwitterの方②。

「話題は変わらず”FRBのQT(バランスシート負債の削減)と早期利上げ観測”による実質金利の上昇。トレーダーは明日の議会公聴会におけるパウエル発言に注目。インフレが政治問題になる中、『早くバランスシート拡大(金融緩和)をやめろ』と非難されるのは避けられないと見ている」

…米Optiber(オプティバ:欧米最大のマーケットメイカー)

「オプション市場のポジションは、米10年物国債利回りの”短期的な1.9%超え”を示唆してはいない」と。

「議事録後に金利オプション市場がパニックに陥った形跡はない」とも。

…米モルガンスタンレー。

「株式市場全体で今ほど割高感が台頭した例は過去にない」

「株式は依然として大きな下落余地がある」

…米ジェフリーズ。

「3月の利上げ織り込みはますます加速しているものの、パウエル議長が公聴会で”3月利上げ”に向けた明確なシグナルを出すことは想定しがたい」

(→もし”3月利上げ”を示唆すれば、マーケットはパニック相場となる?)

…米ブラックロック。

「『高金利は株式市場に悪影響』というマーケットの見方には賛同しない」

…信頼しているTwitterの方③。

ハイパーグロース銘柄(成長期待のみ)を集めたARKが下落。

「FedによるQT懸念が、期待インフレ率(BEI)低下と実質金利上昇を後押ししており、実質金利(10年物)は-0.71%まで上昇。これがハイパーグロース株下落に拍車をかけている(も、NY引け間際にナス⇑へ)

…岩井コスモ証券。

「米業績期待での見直し買いが入ると見ている」

…みずほ証券。

「米軟調での下落継続」~1/11モーサテ

…米JPモルガン。

「高金利で株式市場がクラッシュするシナリオは想定し難い」

「短期的には、売られすぎ水準にある米株指数の押し目買いを推奨」

→力強い経済下での引き締めであれば、リスク資産は十分にそのショックを吸収できる、との見解。

FOMC議事録を受けたマーケットの調整は「行き過ぎ」と。&パンデミック収束にも強気。

…米ARKK。

浮動株に占める未決済「売」建玉の割合が6.86%に到達(過去最高は6.89%)

→依然として、ハイパーグロースの下落を期待する投資家が多いことを示唆(既に年初来↓13%)

→米ナス100指数が、本日プラ転(最大2.7%の下落帳消し)。深夜の下げが凄かったのに。リバウンドも凄い。とんでもないボラティリティ。

→∴「強気見通しな参加者が増えている」特にJPモルガンが強気。

→「利上げ、”3~4回”から”4~5回”と見る参加者が増える可能性有」(『4回は織り込み済み』『3月利上げ』織り込みは90%超)

今夜のパウエル発言はザラ場中に有り。ボラに要警戒。

※パウエル準備原稿「米経済は過去数年間の内、最も早い速度で成長を遂げている」「高いインフレ率が長期化しないよう対抗措置を取る」

…今朝モーサテ:大和証券CMアメリカ森本さん。

「PERが高いハイパーグロース株から資金が逃げている今。特にソフトウェア銘柄&eコマース銘柄から。も、業績への信頼が高い企業は再浮上してくると見ているので、∴『3年後の営業キャッシュフローマージンに注目』」と。

          1. 受注残を確認すること。
          2. 3年後の増収増益率見通しも確認。
          3. 営業基盤が強固な企業に集まる。

…今日(日本)、東証上場企業の新市場区分の選択結果が公表されます。

…米サーベラスキャピタルマネジメントが、独ドイツ銀行とコメルツ銀行株を大量売却。(昨夜独:↓1.13%)

…先週金曜、日本10年物長期金利が0.145%(⇑0.025)

今朝モーサテの東海東京証券:佐野さん「黒田後任が政策を180度転換、などのリスクは無いと見ている」と。

…上海のニュース。「王外相がカザフスタン政府に『中国はカザフスタンを支持する』と伝えた」と。暴徒化の終息は未だ見えず。



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