暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#35

2020-08-17 22:15:39 | 日記

こんばんは。

 

<気になる材料>

「未来の回復」だけを見て動く流れが強い今のマーケット。ネガティブよりマーケットへの期待の大きさの方が勝っている今。秋冬への仕込みが始まっている今⇒今週(金)の終値がカギとなる。

…各国中央銀行の緩和支援策による巨額財政赤字額への悲観論よりも、中国国有企業の創薬ベンチャーが中国当局から(新型コロナワクチンの)特許を得たという材料で強い地合いとなっている(日本以外の)今日のアジア。世界的に下値がしっかり・悲観論皆無地合い(東京は安倍さんで下げたが)。参加者皆が未来への期待でいっぱいだ…。

…米の財政赤字は終息すると見るストラテジストが多数な今(東京も日銀のETF買いがなかった今日)。悲観論の方がマーケットのウケはいいが、今はむしろ米景気⇑ネタの方が強い。なぜならば、他国比など必要ないくらいに全力で経済の底上げをしているFRBだから。資金注入量がぶっちぎりでNo.1な米。今年2月3月のような事態にならない限り、金融マーケットの異常事態は起こらないと見ているマーケット。コロナもわかってきたし、米の患者数も鈍化、米小売売上高も急伸してきたし、製造業も非製造業(サービス)も伸びている(クレジットカード使用率も回復している&新規失業保険申請件数も2週連続の減少)。そろそろ「財政赤字は織り込み済み」にしてもおかしくないマーケットの勢い(バイデン勝利なら法人税増税されるが、穏健派が多い民主なので100%実現するとは見られていない)。「だいじょうぶ!パウエルがすぐに助けてくれるから!」といったマーケットの様相である。

…金利も、FRBによって抑えられている今なので。名目金利(目標金利)が低すぎる今⇒修正入れてくる⇒ドル売りが止まる(金利上昇で)⇒ユーロ買いが止まる、といった流れになる、という見方もあるし、or EU民の”1年分の給料をつぎ込んでいる夏のバカンス”が(往来で)新型コロナ患者増という事態を招いてしまい、再制限をかけ始めている今。からの、ユーロ買いの手じまいのきっかけになると見られている(ユーロは過去最高の買い建玉数な今)。⇒もしユーロ売りならば、ドル安が理由で買われていたドル建コモディティ(GOLDとか)が売りに向かうと見ている。&円高方向へと。ユーロ買い手じまいで、ドル安は今後も続くのかに注目!(ECB理事会での合意も、今までにも、まとまってはバラバラに、を繰り返してきたEUなので、今回もまたバラバラご破算になると見ている向きもある)

…と、ここまで多数派楽観勢の見立てを書き起こしてみたが。唯一まともなネガティブ派は、三井住友系。以下、書き起こし。

          • ドルインデックスが急降下で弱い。予定されていた米中通商協議の無期限延期&上院不透明(もはや特別給付の数字合わせではなく、「郵政公社が突然”コスト削減中なので郵便投票は難しい状況”と言ってきた!」という民主党の怒りの場となっているそうだ)&大統領選の混迷、などが、弱い原因。
          • 先週はドル高一服感だったが。ドル高のボラが低く、月末にかけての米金利の慣性(月の後半は金利上昇によるドル高傾向)への警戒感有、注意が必要、と。
          • 日米の10年債の金利差(名目金利差)の縮小傾向に歯止めがかかってきた。

①食品・エネルギーを除くコア指数などの急伸で、金利が上昇してきた。

②米30年債入札が不調と見られての売りで、0.72%まで金利上昇。

⇒日米金利差縮小傾向時(米債(=$)が安全資産として買われまくってた時)の108円よりかは、105円を目指すと見られている。

…先行き警戒感が後退なら、個人消費強めで、株割高感からのドル高円安に注意。ユーロは127台が視野に入っており、こちらも円安に注意(しかし、EUバカンス再制限によるユーロ売りにも注意)。

…最後に、楽観視点No.1の堀内さんは、SQ1週間後の「今週(金)の終値」が、今後の日本株を占う、との事。

…日経平均23350円を⇑か⇓かで、来月のSQ値が見えてくる、と(大きな流れでは⇑と見る。⇓なら1~2週間はモタモタする、と)。

 

 

 

宜しくお願いいたします。


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