暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#370

2022-01-12 08:45:43 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 米金利が上昇していた(2年債利回りが0.9超え)フロントエンドで行って来いとなり、ベアフラットだったカーブはブルスティーブニングしてフラットを弱め、上昇していた$は下落し、下落していた株はプラ転し上昇幅拡大。

→∴全てが強くなり(CRB241.58(↑4.94))、パウエルは「マーケットにサプライズを与えないようにうまく乗り切った」。

→∴この先の利上げは容赦ないと見られる。「これで良いのかパウエル」感が強いが、「手法が上手い」との評価が多い。(米10年債利回りは時間外で上昇中)

…昨夜MXテレビ(PM10時WORLD MARKETZ):YEN蔵さん(シティG出身だそう)

          • 今夜米CPIが7以上だとマーケットがマズい。
          • 3月FOMCで、リスクオフの円高か。
          • MBC(モーゲージ債=住宅ローン証券の団子みじん切り)の購入減少(住宅バブルを抑えるため)で、米30年債利回りを上げたいFRB。
          • FRB:不動産・エネルギーのインフレ上昇を必ず抑えようと誓っていると見られる。⇒∴「ハイグロースは捨てても良い」という腹を既に決めている見られている。

…米では”景気”よりも”インフレ退治”の方に力を注いでいる今なので(※①)、FRBの利上げでもそれは「インフレを抑える」ために効果があると見ている。∴「テーパ終了・利上げ・QTでも米$の全面高」とはならない、と今朝のモーサテ(”悪い金利上昇”とはならない、と)

※①:「非常に強い労働市場」を手に入れるには「長い景気拡大期間」が必要であり、「長い景気拡大」を実現するためには「物価の安定」が必要。∴「高インフレ」の今はFRBの「最大雇用の達成」という目標には深刻な脅威。も、NYでは地下鉄も航空機も間引き運転の今。まずココが戻ってこないと「最大雇用」とはならないので、∴「戻ってこないうちは要警戒」と、よそうかい松本さん。

日経FTでは「それくらい『米経済は強い』と見ているパウエル」と分析。→∴今月末のFOMCでは、QT(BS縮小)議論が活発となってくると見ているとも。

パウエル「QT(BS縮小)を決定する前には、2~4回のFOMCでの議論が必要」とも。∴2月4月はFOMCは無いので、1月・3月(メインと見られてる)・5月・6月となり、やはり6月or7月でのQTか。

→∴パウエルがタカ派ではなかったので、リスクオンへとなった昨夜NY。

→も、「早期QT&利上げ」が再び材料となるのはすぐ?(3月FOMCまでに、ヘッジファンドはリスクニュートラルに帰っていく、と先週WORLD MARKETZの近藤さん。∴1月2月で稼ぎに来る、と)

…昨夜のパウエル発言。

        • 「インフレは今年半ばまで続く」
        • 「長引くインフレの定着を金融政策で防いでいく」
        • 「年内にも利上げ」
        • 「後半からQT(BS縮小)

→で、ここまではハイパーグロースが売り圧力に押されていましたが。

も、「半導体設備投資が、2000-2001年のITバブル熱狂時と同様に今回も17%と予想されており(ピークは2023。則の”5年周期”との予想)、今の『過大評価されていた』との考えは理解が難しい」との見方が増えている米マーケット。

…今日は米・中揃って12月CPI。&ベージュブック。

米CPIの予想を7%(歴史的に見ても非常に強い数字)、コア(食品・エネ除く)も5%を超えてくると見られており、∴FRBが更にテーパー&利上げ&QTを加速させる可能性がある、と見ていた日経FTトシマさん。

…信頼しているTwitterの方。

「米SP500とNDXは、前日のリバーサルデーのフォロースルーでパウエル公聴会の内容が伝わるとジリジリとショートがあぶり出される展開となった。Q4決算を控え下値は固まったが、材料不足から一気に高値を更新するのも難しいため、当面は”高値/安値の中での2wayの取引”が機能する局面に入った可能性が高い」

→∴メインの3月FOMCまで、コレが続くか。(もはや『3回の利上げ』『3月の利上げ』はタカ派には聞こえなくなった。QTを巡る”不確実”もやや低下となり、パウエルの見事な手腕だった)

→次は12月CPIに警戒(ベージュブックはそんなに注目されていない)

著名投資家Jeffrey Gundlachは「賃金と政策金利の乖離を懸念している」と。

JPモルガンのダイモンCEOも「自身の職歴の中で、これほど雇用がタイト化した時は無かった」と。

→∴Gundlachは「足元の株式にはニュートラルだが、長期的にはベアリッシュ」とも。



よろしくお願いいたします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿