こんにちは。
<気になる材料>
- マーケットエッジ:小菅さん(5/16AM10:45~)。<原油について、ざっくり解説>
…「供給不安(ロシア産oil懸念) vs 需要不安(中国ロックダウンでの経済活動鈍化懸念)」の綱引きを毎週繰り返している。
…ウクライナ・ロシア紛争が始まってからはや3ヵ月。週ごとに↑↓10$の乱高下。大きく動くにもかかわらず、トレンドが作れない(ボラティリティが因)。
…「ロシア産原油の購入を止めよう!」と決めた西側や日本だが、”やめた後””脱ロシア”への道筋を全く議論していない。
ロシア産の輸入を止めた後、どこから購入するのかなど、「地図やコンパスを持たずに山頂を目指しているようなもの」と。
→∴「ロシア産oilの代替が全く分からない/見えない今」と言うのはとても怖い事態だ、と小菅さん。
…世界的に原油の供給環境がどんどん悪くなっている。
ロシア産原油:輸出・生産共に悪くなってくると見られる。
&ロシア産原油を値引きで売り出しているうちに大量購入している印が”又売り”的なこともしていることから(”ロシア産原油”とはならないのだそう)、
→∴ロシア産原油の在庫が積み上がり、→opec加盟国の生産も(価格水準を落とさぬために)減らしてくると見られている。
→∴一旦生産を止めると、施設の再稼働・生産量の回復が難しいため、「供給不足懸念」へと繋がる。→価格上昇へと。
…先週、米ガソリンが過去最高値をつけた。
ロシアが原油以外に”石油製品”も作っているので、各国の原油余剰が無くなっている=石油製品が作れない=ガソリン高騰へと。
…米シェールオイルは増産。
今年増産見通し。も、ロシア産原油が300万バレル/日 減少した分をフォローするには足りない量。
→バイデンは「もっと増産しろ」と石油企業に発破をかけているが、
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- 今の価格水準keepが儲かるので、バイデンの命令には対応していない今。
- 株主からの圧力(配当に回せ・増産は止めろetc. )。
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→∴需給が世界的に機能しなくなっている今。
…コモディティ市場では「中国のロックダウン材料」は既に終わっている。
→∴中国のoil需要は上昇し、→需給がひっ迫すると見られている。
(『1バレル120~130$に近づいていく』と小菅さん。『夏にかけてのテーマとなってくる』とも)
※先週末:天然ガスも2%超の急騰。
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