暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#161

2021-02-24 08:42:24 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 「短期的には米も日経平均もTOPIXも調整局面。しかし、今のバブル(”みんなが強気な時はバブルである”)がはじけても、崩壊経験は二度目の日本。”本物”の企業は批判を越えて更なる成長を遂げていくと見る。故に、スタグフレーション(景気が悪いのに、物価は上昇。輸入品の高騰etc. が因)を恐れている今のFRBだけど、惑わされずに長期テーマを持っている企業、企業の”テーマ”を見極めて投資を(EX、テスラ車のネット販売⇒部品交換・部品修理etc. 長期で見ると疑問が多い)。株価回復する企業とそうでない企業の差が顕著になる。と、さわかみ投信:クサカリさん。

…米の個人貯蓄率上昇、バイデンによる巨額バラマキ(コロナでお金の消費ができないストレスな今の米マーケット)etc. これらがバブル崩壊によりはじけると(パウエルは今日の上院議会証言で「目標からは程遠いが、大丈夫だ」的なニュアンスのことを仰っていましたが)。

今までのFRBヘリコプターマネー(中央銀行による株の買い支え)で進化してきた企業のテクノロジー技術、研究開発etc. がもし崩壊があるとすれば、総崩れとなり、中央銀行の政策が効かなくなるのでは、とマーケットは見ているらしい。

…パウエルの上院証言で金利上昇が和らいだ2/23のNYでしたが(国債が買われた)。強かったのは、石炭株指数、リゾート、空運。ワクチンでの経済期待で。弱かったのは、データストレージ株指数、自動車部品、海運。「雇用回復には時間がかかる」との発言も。

パウエルさんが金融緩和の長期化・長期維持を再表明したことからの、安心米国債買い。でも、「やはり金利上昇はインフレ懸念だよね」と、発言の2~3日後には”悪い意味”へとすり替えられてきたマーケットでの過去のパウエル発言。今回も”悪い金利上昇”論へと戻るのか。

米ではバイデンによる巨額1.9兆$財政出動で経済の回復期待が見込まれていたり vs インフラ投資etc. のザルバイデンの高負債を懸念したり、諸々ですが。さわかみ投信のクサカリさんは「今後、米では賃金上昇etc. のコストpushに加えて、雇用は落ちていく」とも見てらっしゃいました。故に、これがスタグフレーションを生む、とも。

故に、「金利の上昇幅」ではなく(パウエルは2%超を容認しているので)「上昇スピード」が材料となってくる、スピード違反なら崩壊懸念。と、あの強気なマネックスの吉田さんが!

《パウエル上院議会証言サラっとまとめ》

            • 「米経済はFRBの目標からは程遠い。故に、長期で金融緩和を維持する」と再度表明。
            • 「現在の物価上昇・期待インフレ率の上昇は、長続きはしない。今の金利上昇は、米経済の期待先高の表れ」
            • 「今の金利上昇に対しては、当面は牽制は入れない「バリュー株の上昇を評価している」(⇒今の金利上昇を”良い金利上昇”と見ているパウエル)
            • 「景気は良くなる。マーケットは先を見ている」「今の金利上昇は、今の景気を去年比で見ているから。一時的なもの」

⇒パウエルまでは下げていたが(ダウは一時⇓360$)、証言で回復した。

<※注意>先進国はワクチン接種の普及での経済規制解除が続々ですが。日本は普及はおろか、ワクチン確保もままならない現状。なので、「米マーケットに連動しての連れ高」はもう成り立たないのでは。&「円高でのBTC売り」とか、明らかに経験則は成り立たなくなっている今。

…イランが23日に、IAEAによる抜き打ち査察etc. を定めた「追加議定書」の履行を予告通り停止したというニュース。週末のイラン国会でロウハニ大統領が窮地に追い詰められたことから。ハネメイ氏が脅しで言及している「濃縮レべル60%」は、はったりと見ているマーケット。懸念の必要はないと。

…英アストラゼネカのワクチンが、韓国で生産されることに。ロシアのワクチン、スプートニクも韓国で生産中etc. バイオ医薬品を産業の中心へと移行させている韓国。ワクチン注射器外交で成功している。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿