暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#586

2022-10-20 09:13:29 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 米住宅着工、9月は8.1%減。建築許可件数は1.4%増。∴米10年債利回りが利上げ継続懸念で14年ぶりの高水準(4.137%)

…英のCPI(⇑10%超)で、買い進むのが難しい感のあるマーケットですが。

インフレ&FRB次第なマーケット。米実質金利もリーマンショック前水準に近づく勢いの上昇で、∴オーバーキルされそうな米経済。

HYは88.65$(⇓0.88%)

…ウクライナ4州()への戒厳令(ほぼほぼ『共産主義社会主義の強化』)に署名したプーチン。今朝キャッチでは「ウクライナ人vsウクライナ人の戦闘となることを懸念」と。

&日経オンライン(10/19.22:20)では、同日に、ウクライナと国境を接する州やモスクワにも社会&軍事インフラの防衛強化を”中レベル”にする大統領令にも署名。

ウクライナの南部連邦管区(ドネツク州・ルガンスク州・ザポロジェ州・ヘルソン州)の4州。タス通信によれば、1991年のソ連崩壊後にロシアが支配を主張する地域で戒厳令が導入されるのは初めてとのこと。

…「私的内容メールで公的文書を送信した」で、内相を辞任したブレイバーマン女史(規約違反だったとして)

→「トラスの公約をとても懸念している」とトラス政権批判へと転換したブレイバーマン元内相女史(注目なのはインド系という点)

→トラスは「私は途中で投げ出さない人間です」と議会で発言。

→「特に食品のCPIが42年ぶりの高騰の英。卵やチョコレートは1週間で60%以上値上げ」とBBC。

→トラス退任なら、次期首相はジョンソン元首相と見られている。

  • NYホリコさん。

…米決算内容にしてはまずまずの米マーケット。なぜ?

決算前のマーケットがあまりにも悲観的すぎた。&企業からの下方修正が出ていない(むしろ上方修正の方が多い)ことで、警戒心・不安心が払拭されている形。∴心配しすぎな今のマーケット。

…日経記事に「10月のファンドマネージャー調査、過去比に対して今年はアンダーウェイト比率が高い」とあったが。

年初からこういった内容は出ていた。売られすぎを表す指標も年初から出ていた。しかし、今年に限り何故かヘッドラインには乗ってこなかった。

→”今年”がスタートした瞬間に”売られる年”だったので。今出てくるとか、あまりこの手の情報は信用しない方が良い(誘導作為)

…「リセッション来る」で、ヘッジファンド勢のバランスシート調整なここ数年だが。

インフレ到来を目の当たりにするのが自分にとって初めての経験なので、過去の統計からしか推測できないが。

でも、今のインフレは「名目」なので、∴「リセッション来たら企業業績は低下する」は当てはまらないと見ている(現に企業は”便乗値上げ”で過去最高のキャッシュフローを抱えている訳だし)

→∴過去とは少し違うインフレの形なので、マーケットの過去の統計は当てはまらないと見ている。

…米債券の動きが複雑で難しい。やっぱり「株」に回帰せざるを得ないのか?

今までは国債が一番簡単だったのだが。

米では、ヘッジファンドの現金比率は10%までしか法律で許されていないため、現況では7-8%のキャッシュor目いっぱいのキャッシュ比率。

→∴手元に即資金があるので、株式への回帰・戻りは早いと見ている。

→一連の「インフレテーマ」への守備姿勢が終焉を迎え、トレンド転換となった時の(リスクを享受するとしても)、体制をすぐに立て直す(心の)準備を。

…今回の(年初からの)下落局面。普通は国債(債券)を買っておけばそれでヘッジはOKだったのに。

今年は(FRB因)で現金以外、ヘッジになるものが無かった。原油etc. コモも総撃沈だったし。→プットオプションか現金か、という初めての経験の年だった。

…10月アノマリー、信じていい?

良い。も、唯一の懸念材料は米11/8の中間選挙。∴11月初めで下落局面は終えると見ている。

ヘッジファンド勢の決算月である11月末の決算後から年末に向けて売っても、税金メリットetc. なんらメリットは無いし、&来1/3~の企業の自社株買いに対する課税という案件もあるので、年内は自社株買いを進めてくるだろうし。∴年末に向けてはラリーはあると見ている。


よろしくお願いいたします。



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