最近多いブレーキローター研削作業

ブレーキの鳴きが原因で、カーディラー様からの依頼が多いブレーキローター研削。

写真でお解りのように、この車の場合はローターの外周付近が内側に反っているものです。
この写真の状態は一度研削し外周付近が当たらなかった為２度目の研削時の物です。
一度目の研削で、外側は外周付近が残り、内側は外周付近の当たりが強くなりました。


これでは、ローターの厚みが増した事になりブレーキパットがローターに常に当たり、
ブレーキを軽く当てた状態になってしまいます。
よって鳴きが出て、燃費も悪くなります。

ローターが荒れてレコード盤（今はレコード盤じゃなくて、ＣＤ？ＤＶＤ？）状態はローター研削が必要ですよ。

ＨＧ２１Ｓセルボ メーカー取り付け不可のＬＸ－ＶＳ取り付け

ＨＧ２１Ｓセルボには、ＬＸ－ＶＳの取り付け不可になっています。

ＳＲはＯＫなのですが、どうしてもＬＸ－ＶＳを取り付けしたいとのご要望。

よ～し、と闘志メラメラ。

まずは、レカロのベースフレームそのまま取り付けてみる。

Ｂピラーに１０㍉位当たり。

ヒップポイントは純正より低いですが、出来るだけ低くと言うことで、シートをセンター寄りに
移動しながらベースフレームの足を改造。
左右の高さの誤差チェック。


実際は何度も現物あわせにて微妙なズラシをし、ピラーの隙間を確保しつつ写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
センター側のコンソールとのクリアランスも確保しベストな位置が確定しました。
微妙なクリアランスです。


取り付け完成。


最後にメーターも一工夫しながらこんな所に取り付けてみました。なかなか見やすい位置になったと思います。
ちらっと下に見えるのが、スズキ純正を使用したセルスタータースイッチ。

ＪＺＸ９０ツアラーＶ ８０スープラキャリパー流用

８０スープラ　１７インチ用キャリパー流用には、取り付けボルトのピッチが若干違うため
純正を抜き、偏芯ナットを取り付けピッチを広げ取り付け可能となります。前後共です。

その偏芯ナット。


リアローターのサイドシューの調整用穴位置を１カ所だけ外側に広げ、９０の現車に合わせます。写真の下側の穴。


そして、９０用のローターは１ヶの調整用の穴にゴムのメクラが装着出来るようになっていますが
スープラ用は、５ヶ開いていてホイルを取り付けてみるとこの穴が見え、ホコリや水が入ってしまう
恐れがあると思われるので１㍉のスペーサーを取り付けました。



取り付け後のフロント。


マスターシリンダーの容量は問題なさそうです。

ちなみに、すべて新品の取り付けでした。
スープラキャリパーも随分値段があがっていました。
確か、スープラを販売していた頃は３万円台だったと思います。