gooブログはじめました! グウ爺の独り言

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
一日の出来事や過去の思い出を画像とともに書き記す

6ヶ月の沈黙を破って

2007年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム
我家の濡れ縁の先に柚子の木がある。1メートルくらいの高さで成長は止ってしまった。多分夏になると黄アゲハやクロアゲハの蝶達が卵を産みつけてその幼虫が葉っぱを食べ尽くすからだろう。その成長の様子は孫達の宿題の材料になっている。去年も数回産卵が繰り返されたが9月末に産卵したクロアゲハの蛹が風に飛ばされ、ババ様が居間のガラス窓に絹糸で貼り付けていた。多分、10月の末だったと思う。

それから6ヶ月、長い沈黙を破って今朝その蛹からクロアゲハが飛び立った。カリカリに乾燥していたから、無駄なことだと思っていたが、ババ様は羽化を確信していたようだ。爺には全く記憶にないが子供達の小学校の夏の宿題で経験していたし越冬する蝶の蛹を何度も見ていたらしい。今朝は、蝶の羽化と飛び立つ姿を見ながら、母親の子育てを改めて感謝した。
*************************************
◎去年の秋クロアゲハが産卵にやって来た。
Photo_82_2



◎卵は奇怪な姿に変身した。

P9080008_4



   ◎そして見事な芋虫になった=これはアゲハの幼虫だそうだ 。
P9110021_1_6



◎それから蛹になって、風に飛ばされ我家の居間のガラス窓に引っ越してきた。
P2121555ww_2



「おとうさ~ん 生まれたぁ」の声で、ガラス窓の和紙にしがみついているアゲハの姿にビックリした。蛹の頭がパックリ割れて見事なカラスアゲハが出ていたのだ。羽化の瞬間はバア様も見ていなかったらしいが、シワシワの羽が少しづつ開き始めていた。
Ageha_1
Cut_816_5


朝日が逆光線になって、思いっきり開いたアゲハの羽がすかして見えた。キズひとつない見事な姿に感銘を受けた。
P3302552

Cut_816_6



天窓にしがみついていたアゲハにバア様は大根の花を物干し竿の先に取り付け優しく庭の桃の木に誘ってやった。
P3302567

Cut_816_7


外に飛び出したアゲハは何故か一度部屋の中に戻って一回りして桃の花を目指して飛び立った。今日は5月の気温だったとか! すがすがしい春の空に飛んでいった。多分いつの日かこの庭に戻ってくることだろう。
P3302574




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
グウ3さんの感動が伝わってきます。 (shirayuki)
2007-03-31 09:08:53
グウ3さんの感動が伝わってきます。
青空の中飛び立って、荒谷の生活が始まるのでしょうが、そんな時 身体休めに帰ってくることでしょう。

家の鉢植えの小さな山椒の木に卵を付けて育っていた幼虫、木が小さいために3匹までに減らしたにもかかわらず、食べる葉がなくなり、お店を探しても置いてない時期で、ミカンの葉とか置いてやっても食べず、結局蛹になりきらないままで…
そんな事思うと、グウ3さんちを選んだアゲハは幸せでしたよね。



一日遅れて帰って来た孫娘は「どうして.今日までまたせんだったとね!」とバアに文句を言っていました。それにしても、一度外に出てから部屋に戻って一回りしたのには驚きました。漫画のアニメを見ているようで本当に嬉しかったデス。 今年はメジロも来たし、良い年になりそうです。嬉しいコメント有り難うございました。   グウ爺拝 ★
返信する

コメントを投稿