NHK「JAPANデビュー」問題について。。。もうひとつ
この問題では、国会議員の先生方も公共放送のあり方について考える議員の会を立ち上げ、検証を行い、総務省からNHKに事実照会を。。と言う流れになっています。
しかし総務省も一つの番組で判断せず、局全体で総合的に判断したい。。。と消極的です。
NHKの番組は、少しかいつまんで視ても、偏向しているのはわかります。
6月15日放送の「知る楽・鉄道と日本・鉄道に乗る天皇」では鉄道の発達とともに天皇陛下は鉄道(御料車・御召列車)に乗って行幸・巡航されます。これは単純に鉄道が便利だから交通機関として利用しているに過ぎません。しかしこの番組では天皇支配の道具なっていて、現在でもその役に立っていると断じます。講師はあの原武史氏です。
6月21日放送の「トラッドJ選 日本文化を英語で▽みそ・和菓子・盆栽」は日本文化を英語で外国人に伝える表現を学ぶ番組のようですが、以下の脈絡のない文章が挿入されて言いました。
「漢字は中国から伝わった。」
「8世紀頃中国から揚げ菓子が伝わった。」
それは事実でしょうが、みそ・和菓子・盆栽と関係ありません。
如何にも日本文化の源流に中国があると言いたげです。
偏向しているのはNHK「JAPANデビュー」だけではありません。
全体的に見てNHKは、中国を礼賛し、日本のそれぞれの時代の体制を批判しています。(都合がいいばあいは迎合する姿勢を見せる場合もあるようです。)NHKはCCTV(中国中央電視台)の日本支局と一部で揶揄されていますが、それがよく分かる例となっています。