放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

臓器移植とその当事者達

2009年06月18日 00時48分44秒 | 疑問

臓器移植関連のニュース番組によく登場されるご家族があります。もう少し他面的な取材をしてほしいと思っています。



  1. 脳死相当でありながら、9年近く成長しながら「生きている」児童と家族
    脳死を人の死とする臓器移植法改正A案には反対です。
    A案が採用されると「ご臨終」となってしまいます。

    しかし、このご家族はお子さんに臓器移植が必要になったら、どうされるのでしょうか?
     

  2. 心筋症を患う児童と家族
    A案の採用を望んでいます。D案ではドナーのご両親に子供の死を迫る事になるからです。

    しかし、ご家族はお子さんが脳死になったら、お子さんをドナーにするのでしょうか?


酷な質問ですが、メディアの記者の方々にはこの様な取材もして欲しいと思います。が、やっぱり無理でしょうか。



ロボットと人工知能から脳死を考える

2009年06月17日 14時39分00秒 | 提言

ロボットと人工知能から脳死を考えてみたい。


一見、ロボットと人工知能から脳死を考えると、脳死は人の死のように見える。人工知能が失われたらロボットは動作しなくなるからです。


しかし、ロボットと人工知能の開発現場では全く逆のことが起こっているようです。以下のitmediaに掲載された記事「人とロボットの秘密」をお読みいただきたい。


http://www.itmedia.co.jp/keywords/human_and_robot.html


「人とロボットの秘密」は、ロボットを人の模倣としていかに機械とコンピューターで人間をシミュレートするかを研究する現場を取材し、サブカルチャーを交えながら、ロボットを通して人間とは何なのかを問う著作のインターネット版です。次の文章がとても象徴的です。


 


『コンピューターのプログラムで思考をシミュレートしようとする人工知能の研究にふれ、「そこには心がそれだけで存在することができる機能だという前提があった。しかしそのモデルはうまくいかず、心を実現するためには同時に体が必要であると気がついた。』


 


心を人間の本質と捉えるならば、肉体なしに心は発生せず人間にならないと言えます。人間にとってやはり心身は一体であり、「脳死は人の死」と捉えるのは無理があるのかもしれません。


 


一方で、現代の人間の心が、肉体から離れつつあるという。「肉体の開放」という言葉が使われています。


 


つまり、脳死は人の死と認めるということは、「肉体の開放」なのかもしれません。


 


しかし、肉体を開放解放した人間ははたして人間でいられるのでしょうか?



坂角のゆかり うまいですよね。

2009年06月16日 23時22分01秒 | News

坂角のゆかりはえびせんです。うまいですよね。


 


先日御供え用にデパートで買ったときに、自宅用にも買い食べました。やっぱりうまいです。


 


中部電力はえびせん製造用にオール電化の設備を開発したちか。坂角の地元東海市も中部電力です。坂角は環境問題に取り組んでいるそうですが、オール電化になるんでしょうか。味が変わってしまわないか心配です。


 



厳しい通過儀礼でもあれば。。。

2009年06月16日 00時29分00秒 | News

Nine Inches Nails (nin.com)のフロントマンのトレント・レズナー氏がソーシャルネットワーキングサイト(SNS)をやめると宣言した。レズナー氏は先月、「インターネットのアカデミー賞」とも言われるWebby賞で "Webby Artist of the year" を獲得したばかり。
 


理由は、「SNSはバカが支配している」からだという。


 


SNSの会員がバカになるのは、緊張感が無いからでしょう。


昔の秘密結社(今もあるか)の様に、会員資格に厳しい通過儀礼や掟を設けて、違反者には厳しい罰則を与えるようにすれば、緊張感を保つ事が出来るでしょう。SNSの様な会員制のコミュニティサイトは、会員資格やルールはあるものの、甘っちょろいものばかりです。ルール違反者が痛い目に遭うような事がないと、会員はダレるばかりです。


 


インターネットの匿名性はまともな人まで、ゴミにしてしまう可能性を持っています。皆さん気をつけましょう。


 



認識のずれ、作為か恣意か、郵政問題のわだかまりは深い

2009年06月13日 17時50分20秒 | どうしたものか

郵政問題で、鳩山総務相が辞任し、西川社長の続投が決まりました。


 


この問題をどの様に決着する最も適切な方法は筆者の浅知恵では解りませんが、郵政民営化問題が様々な人々の利害に影響を及ぼしていると感じた事件でありました。


 


鳩山前総務相が提起した「かんぽの宿」問題は、その処理方法の不正(または不適切)さでした。鳩山さんは本来郵政民営化に賛成(少なくとも麻生首相よよりも)であり、よくいわれる総論に賛成し、各論に反対したのでした。当初の発言では、「不正があるなら、野党に糾弾される前に与党で処理したい」というような内容だったと記憶しています。インテリジェンスの分かる方だなと感心したものです。不正があるなら郵政民営化推進にインパクトがあります。不正を質し解決しなければ、郵政民営化は後退しかねません。


 


しかし、この問題は郵政民営化推進・反対論に変質してしまいました。


郵政民営化反対派は鳩山氏を支持し、推進派は批判を始めたからです。メディアもそれに乗ってしまいました。


また、民主党の支持団体(組合)は郵政民営化反対しているので、話がややこしくなります。郵政会社の職員は職員に厳しい西川社長の辞任を支持していたと考えられます。


 


したがって、問題の収拾は困難を極めたと予想されます。


 


鳩山さんは主張が通らず辞任してしまいました。


鳩山さんはそのコメント通り、スッキリさわやかでしょう。これで終わった訳ではないわけですから。


 


以下の読売新聞の記事を読むにつけ、


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090613-OYT1T00127.htm?from=main1


「正しい事が通らない」と最も感じているのは麻生首相ではないでしょうか。


 


何かもっとうまいやり方はなかったのでしょうか。残念です。