これはパーティー用のケーキ
中はチョコレートケーキです。
このケーキ、昨日のパーティーの時には、他に食べる物がありすぎて・・・殆ど手付かず で、残っていました。
それを今朝、発見して・・・ＮＡＯに
「このケーキどうする？」
「う～ん、まずくはないんだけど・・・なんか・・・食べないんだよね～・・・どうしよう？」
「ぜんぜんいらないのかな～？」
「多分・・・昨日、いっぱい食べ過ぎてるからね～」
「じゃあ、お店に持ってって良い？」
「勿論！」
「タン、ケーキ好きだから、喜ぶよ、ありがとう！」
って事で、ケーキの大きな箱に入れて・・・
車でバスの駅まで行って
( いつだったか、こうやって持って来た “お弁当” 忘れたから・・・気をつけなくっちゃ！)
と、今度はちゃんとケーキも降ろして・・・ホームに！
バスの時間まで５分。
ベンチに座り・・・ケーキを横に置く・・・
（ こうやって、身体から離すと・・・忘れちゃうんだよね～、でも膝の上だと・・・ケーキは温まるし、膝は冷たいし・・・こんなに大きいんだから・・・忘れないでしょ
）って思ったところに、バスが来て・・・（お、ちょっと早いね！）
と、バスに乗り込んで・・・次の “ガーデンシティー” のバス停まで半分くらいの所まで来た時に・・・
（ あれ・・・何か・・・無いっ！
・・・ケーキだ 
）あわてて、次で降りて、走って反対側のホームに
戻るバスは・・・１０分後
（ お仕事に間に合うかな～、お茶する時間はなくなるけど・・・大丈夫でしょ～
）( ケーキ、そのまま置いてあるかな～？まさか、あんなに大きな物、誰も持っていかないよね～、もう、切ってあるし・・・
)などと・・・自分を励ましながら・・・
スタートの駅に着くまでの３分くらいが・・・めっちゃ長い
降りて、まず、反対側のホームの私が座ってたベンチを見る。
（ あ、あるある、私のケーキ！・・・あ、あの人、見てる・・・持って行かないで～！
）ケーキから目を離さないように、走って・・・
ケーキの箱を取り上げた所に バス
それからは、バッグを腕に通し、膝の上にはケーキの箱
( もう、忘れないぞ～
)今度は、何処にも忘れずに、時間にも間に合って・・・無事にお店に着きました
大きなケーキに、みんな大喜び
タンに、このケーキを忘れた話をしたら・・・
「じゃあ、オカアサン、お茶できなかったんだ～？」
って、私の好きな “エスプレッソ” を買いに行ってくれて・・・
みんなで、朝から “ケーキ”
ケーキ好きのタンは、一日中、幸せそうな顔して
・・・ケーキを食べていました 