目茶苦茶懐かしい物が入っていました。
『ダイヤモンド毛糸』 『ナフタリン』
私の母は、洋裁、和裁、編み物…何でもござれ! で。
私が子供の頃、冬の日の日向ぼっこで、編み物をしてた。
当時は、この写真みたいに1玉1玉になっておらず、『かせ(漢字が出てこなかった…)』になっていて、それを一人が両手にかけて、もう一人が解きながら玉にしていく作業が必要だったの。
学校から帰ると、よく母が待っていて 「康子ちゃん、これ手伝ってね!」
って、小一時間母と向かい合って、縁側に座り、お喋りしながらこの作業をした事を思い出す。
このダイヤモンド毛糸にはベルマークが付いていて…
確かポイントが高かったのよね。
そして、ナフタリン。
春になると、冬物のお洋服を洗って、しっかり日に干して、ナフタリンを入れて茶箱とか、ブリキの衣装ケースにしまって…
秋に、そのお洋服を出すと、いつもナフタリンの臭いがした。
YAっちゃんのお母さんも、純毛の毛糸だから、虫に食われないように って、ナフタリンを入れておいたのね
YAっちゃんのお母さんからのお荷物は…どうしても、母と繋がる。
遠足の日が近くなったある日、父のセーターを解いて、湯通し(解いてチリチリしている毛糸を、薬缶にT字型のパイプを付けて蒸気を出してる中を通し、まっすぐにする作業=こうすると、毛糸の汚れも取れて、新品になる!)し、編みなおして…
遠足の日には私の新しいセーターができてた
次に懐かしい物。
これは、私が作った棒針入れ。
YAっちゃんのお母さんに貸してあげてたらしく…(忘れてた )
すっごく遠回りして帰ってきた。
この 『匠』 って針がとっても使いやすくて、大好きだったんだけど…
YAちゃんのお母さんも好きだったらしく、沢山出てきた
そして、最後は 『ネズミ捕り』
これは…どうして入ってたのか…分からない…
何を、何回見ても…
ほんわり、ふんわり懐かしい
これだけのものを作品にしていくには、物凄い時間が必要だと思うけど、
いつか、私にも、そういう時間が持てるようになって…
そしたら、いっぱいいっぱい 編み物、縫い物 しよう