YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

Hug

2017-11-19 09:02:24 | Weblog
『ハグ』
私のルームメイトのうさぎさん。
大きい子の名前です。

この子がここに来るまでに、ちょっとしたお話があるの。

一月くらい前に急に叔母の事を思い、メールをしたら、、、
返事のメールを開いた途端に、どうしようもない悲しみが溢れて来てびっくりしました。

実は8月、私が日本にいる時に叔母の旦那様が亡くなったんです。
この叔父の事を書き出すと、、、
あまりにも思い出が多過ぎて、ちょっと涙がでそうなんだけど。

私は叔母の事を「洋子ちゃん」そして、彼を「おじちゃん」って呼んでる。
彼らが結婚したのは、、、私が小学校の高学年。
従姉妹と一緒に彼らの新居、小さなアパートに遊びに行ったのが最初だったのかな、、、?
見かけは大きくてちょっと怖いんだけど、恥ずかしがりで、とっても優しくて、面倒見がよくて、
それからはお休みの度に遊びに行き、妹のように可愛がってもらいました。
そして、30年くらい前に私が両親を亡くしてからは、ずっと両親の代わりをしてくれていました。
離婚した時、東京に出る時、カナダに行く時、オーストラリアに来る時、
オーストラリアから帰って来た時、、、
いつも、どんなに忙しくても都合を付けて会いに来てくれたり、家に泊めてくれたり、
常に私の味方で私の心の拠り所でした。
泊まりに行くと、いつも一番風呂に入れてくれて、
夜中までお酒飲んでたこともある。
帰りにはおじちゃんが漬けた梅干しを持たせてくれて、それをオーストラリアまで持って帰ってきたこともある。
私には、母みたいな、父みたいな、兄みたいな存在でした。

そんな素敵な旦那様を亡くした叔母の心は想像に絶するものだと思います。

心の穴には、どんなお薬も効かなくて、唯一時間だけが薄い膜で覆ってくれるんだと思うけど、
叔母からの持って行き場のない心を聞いた時に、
(なんとかしなくっちゃ! 何が出来るんだろう、私に?)
もちろん日本に行って側に居られれば良いのは分かってるけど、、、

その時に、ちょっと前にサニーバンクで見つけたこのうさぎさんたちを思い出して、
次のお休みを待って、この子達に会いに行った。
本当は、大きい子を!
って思ったけど、送るのが大変そうなので、一回りちいさいのを洋子ちゃんに。
そして、どうしても置いて帰ることができなかった大きい子は私に!
買ってきてしまいました 😅

そして、洋子ちゃんに送ったら、私の心は少し楽になったんだけど、
洋子ちゃんの心は、、、そんな訳にはいかないんだろうな、、、
でも、私が抱きたい! 連れて帰りたい!
って思ったうさぎさんだから、きっと洋子ちゃんの心を癒してくれるよね ✌️

と、いう訳で、



洋子ちゃんのうさぎさんは袋に入ったけど、、、
私のが入る袋がなかったので、そのまま車に乗せて連れて帰ってきました (笑)


そうしたらKiraがふわふわでとっても気持ちが良いって喜んで、
毎日私の部屋に来ては、この子を抱いたり、いろんなポーズを作ったりして遊んでいる。






キラと遊びながら、二人でいろいろな名前を考えたんだけどどうもしっくりこない 😓
ので、しばらくは私は、そのまんま「うさぎさん」って呼んでた。

何日か経ったある日、Kiraがこのウサギさんを抱いてて 「ふわふわで気持ちいい〜!」って言って、
その時に急に目がキラキラして、
「ばあば、名前、ハグがいいよ!ハグハグすると気持ちいいんだもん!」
「ハグ❣️ うん!その名前すっごくいい 👍」
ということで Hug は私のうさぎさんの名前になりました 😉

天国のおじちゃん!
洋子ちゃんの事、ちゃんと見ててね 💕