青太郎と玄太郎のバトルが、
何でもいいから肉弾戦から、
技勝負になってきました。
惇は俊敏で、身のこなしが抜群です。
青に後ろを取られることはまずありませんでした。
惇に鍛えられたはずなのに、
青は、何でか後ろを取られ、
後ろ足にかみつかれてました。
痛い思いをして学んだんでしょう、
くるっと身をかわすのが上手になったんです。
が、玄太郎もさるもの、
俊敏ですし、
賢いので、ちゃんと急所をねらっていく。
青太郎なりにいろいろと考えたのでしょう、
この頃は、技のキレがなかなか。
学習の成果を発揮して、
玄に「きゃんきゃん」言わせています。
見ていると、
カプられて「きゃん」言っているのではなくて、
かなわなくて、悔しくて,
「きゃんきゃん」言っています。
ふたりの大騒ぎをよそに、まどろむ長兄どの。
が、このごろ青太郎ずるいんです。
疲れてくると、惇の所に避難する。

で、玄太郎は惇に頭が上がらない。
バトル終了。
