しっぽのかぁちゃん

ちびっちゃいけれど、肝は太い 緑

恥ずかしがり屋だけれど、心は広い 虹

わんこの防災

2021-02-16 21:21:09 | 日記




久しぶりに大きな地震がありました。



賢は47年前の宮城県沖地震を経験しています。

わたしはバリバリ現役だったので、当然在宅していませんでした。

急いで帰宅したら、いろいろなものが壊れたり散乱して足の踏み場もなかったです。



状態としては、東日本大震災の時と同じくらいです。


ライフラインが止まった中で、賢に大変に困りました。


まず、ご飯を食べない。

完全手作りだったので、賢の分のご飯(銀次郎並みに好みが激しい)に事欠きました。

人間の缶詰食べさせるわけにいかないですから。


次いで、余震を大変に怖がりました。




これを大反省して、純からはわんこ用の防災用品そろえておきました。


それと、ドライフードを食べさせる。


本当にわんこの健康に優しいドライフードが出てきたのは、金太郎からです。


その当時は、うえっと思うようなフードでしたが、飢えさせるよりはよいと。



朝ごはんにドライフードを混ぜているのは、このためです。




銀次郎がうちの子になった時点で、リュック型のキャリーを購入しました。


ふたりだっこして避難というのが、無理な事態もあろうかと。


普段は、そのリュックのなかに、


ナップサックに防災用品を入れて、すぐに手の届くところに置いてあります。




東日本大震災を経験したのは、惇と青太郎です。


青太郎は9か月でした。

この時は、私とタクシーの中です。

車の中は、倒れてくるものがありませんから、うちに居るよりは恐怖心は少なかったでしょう。

地鳴りの音と、揺れのすごさにびっくりしていたと思います。

縦揺れのすごさにタンクシーの天井に頭がつきそうでした。


ですが、ふたりは鳴き声も立てず、キャリーのなかでじっとしていました。




夜、ライフラインがすべてとまった中で、ラジオの電源ランプの明かりがものすごく心強かったです。

(懐中電灯はありましたよ)


わたしは立場に鍛えられて(教頭せんせいでした)鉄の女です。

私自身が動揺してなかったから、ふたりは怖さの中でも眠れていました。

わたしにべったりくっついていましたけどね。



翌朝からヘリコプターの大編隊が捜索や物資搬送に飛び回っていました。

余震よりも、惇と青にはその音が怖かったようです。



わんこのためにどんな防災用品をそろえたらよいか。


これは、各家庭の状況で違ってくると思います。


一人っ子と多頭。

ちびさんか、お年寄りか。

ペットシーツを使っているかどうか。

健康か、病気を持っているか。



基本的なところは、人間と同じです。


わんこならでは、というものの筆頭はハーネスとリードでしょう。

迷子札もあるといいかなぁ。

うちは、普段使いのハーネスと防災用品の中のハーネス両方につけてあります。

惇青玄(金銀のもあり)のですが、電話番号は一緒なのでいろいろなものにつけてあります。





我が家は、基本、車で避難と考えています。


それが、可能かどうかも大事な点でしょうね。




この機会に、うちの子の防災、考えてみてくださいな。


準備万端のかたは、ぜひその「知恵」をお友達わんこたちに伝授してあげてくださいね。