惇兄ちゃん、
青太郎の傍若無人に、那須に行く前にぶち切れました。
やっと、やっと、反撃しました。
かぁちゃんから見ると、優しすぎる兄ちゃん。
なんでも、「過ぎる」のは、よくないのよね。
我慢した方の心の負担が重くなる。
金太郎と銀次郎で仲良くなる過程を見ていますから、
子狆の傍若無人ぶりを「教育的指導」をしなければならないし、
かなり手荒(わんこだから、口荒かな)であることも、承知しています。
銀次郎をご存じの方は「えっ?」かもしれませんが、
ちび時代の銀次郎は、子狆らしく、ちゃんと「かみつき魔」でした。
小さい歯で、ちみっ、と噛まれるのは、痛かったぁ。
手加減(口加減かな)を知りませんから、
思いっきり「あむっ」といって、金太郎が「ぎゃん!!」。
金太郎は、「なんだこいつ!!!」。
銀次郎がもう一度やったら、
ちゃんとぶち切れて、教育的指導。
組み敷かれて、銀次郎は「まいったぁ」。
銀次郎の度をこしたじゃれつきには、厳しく手荒な兄ちゃんでした。
わんこの世界はそれでいいし、そうでないと。
だけど、銀次郎のレスキューコールには、
誰よりも早く現場にかけつけた金太郎。
亀より遅い歩みの銀次郎に付き合って、
「まだかぁ」と振り返りながらも、
超ゆっくりな散歩に文句もいわず。
優しい金兄ちゃんでした。
惇は、反撃しないで、身をかわしたり、自分がおなか見せたり。
そのたびに、「怒っていいんだよ」と言い続けてきたんですが、
しない。
ちょっと、焼きもちは妬くようになりました。
青太郎のベッドに潜り込んで寝てみたり
青太郎の隣に来て見たり。
ここは、
アドバイスや心が落ち着くようにしたりはしますが、
絶対に親が手出しするところではありません。
兄弟で決めることです。
親は、
情けない思いや、
せつない思いをこらえて、
見守るところ。
と、分かってはいてもね。
やっぱりね。
大きなため息はでます。
ふぅ~~~~~~~~