【横浜F・マリノス×蔚山現代|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ23/24 準決勝 2ndレグ
▼2ndレグ 試合開始。勝つしかない。
前半3ー0となった段階で、こんな試合展開になるなんて誰が予想できただろうか。
まさに起承転結のドラマのような試合だった。
彗悟が1stレグに次いで先発。
キー坊、ナベコーが故障とはいえ監督の信頼を得つつあるのだろう。
前半は選手たちが、試合後に今シーズン一番の出来と話す内容だった。
選手間の的確なポジション、前へ前への意識の高さが見えるボールの動き。
エウベルの復帰は大きい。エウベル、ロペス、ヤン、頼もしいブラジルトリオが躍動する。
ナム・テヒと植中は監督が思い描くインサイドハーフを担ったのではないだろうか。
蔚山現代はもっとプレスをかけてくると思ったが、全体的にそれほど圧力をかけてこない。
▼先制点は、相手DFの隙を突くように後方から忍び寄った植中がこぼれ球をゴール。
U-23の選考からは漏れたが、落ち込んでいるひまはない。
今はマリノスで全力尽くす、そんな気持ちがゴールを生んだ。
▼ヤンからエウベルそしてロペスとボールが渡り、ロペスがきっちり追加点を決める。
▼ナム・テヒからパスを受けた植中がドリブルしながら前進し、ペナ前から見事なミドルシュートを打ち3点目を決めた。
これはハットトリック行くんじゃねえ、と思ったら、監督から「ハットトリックしろと言われてた」と試合後に吐露。
これで3ー0。気持ちは楽になったが、やはりACLの試合はこのまますんなりと終わらなかった。
セットプレイで失点し、3−1。
そしてアタッキングサードの彗悟に2人がかりでボールを奪った蔚山現代が、鋭いカウンターをかける。
ペナ内でスライディングした上島の手がボールに触れてしまい、なんとレッドカードでPKとなってしまった。
PKならイエローでは? と思ったが、今日は在宅のTristanさんからラインで「エリア内での手を使った決定機阻止。1段階下がらずにPK+レッド」と書いている人がいますね、と教えてくれた。
う〜〜〜〜ん、仕方がないか😢
10人になり、PKを決められ3−2。トータルで同点になってしまう。
まだ前半の残り15分で10人!
さあ、どうする。
しかしここからのマリノスの勝利への執念が素晴らしかった。
10人で4ー3ー2、4ー4ー1でブロックを作り、とにかく守る。
なんと最後は5ー3ー1になって守り切った。
「とにかく守って守って、隙あらばカウンターで仕留める」そんな全員の共通意識がうかがえる横への見事なスライド、辛抱強く相手の前へ立ちはだかってパスコースを消す。
全員で全力守備だ。
そしてポープ。何度シュートを弾いたか。何回ピンチを救ったか。
まさに守護神の働き。
何度か攻撃を仕掛けるが残念ながら得点を奪えず、延長戦もなんとか踏ん張りいよいよPK戦に突入した。
サポーターの声が一段と大きくなる。全力で応援だ。
120分、全力で守ったポープは足も攣って満身創痍でPK戦を迎える。
頑張ってくれポープ。みんな、君を信じている。
▼蔚山現代の4人目の真ん中へのシュートをポープが弾くが、残念ながら相手ボールの勢いが強く決められる。
両チーム4人とも成功。
▼そして5人目。ポープが見事に止める!
マリノスの5人目はエドゥアルド。彼が決めればマリノスの勝利が決まる。
緊張の一瞬........。
決まったああああああ!!!! ゴール裏へ駆け寄る選手たち!
興奮した手がカメラを押さえきれない。
嬉しくて自然と涙が出たね。
周りのサポも「やったああ」「勝ったああ、決勝戦だああ」と雄叫びをあげる!
この試合、ゴール裏中心に応援の声は凄かった。
約1万6,000人の入場者数だったけど、そんなことは思わせない声量だった。
▼上島を励ますキューエル監督。レッドになったけど、今までたくさん上島に助けてもらった場面があったよ。
激闘の末に勝ち取った決勝戦への切符。
さあ、次は5月11日のホームから決勝戦は始まる。
もちろん、日産スタジアムへ参戦だ。
ところで、Tristanさん、Awayに備えてビザ申請するの?
PK戦の末、ACL決勝進出決定!|勝利後の舞台裏
文中の選手名は敬称略となっています。
画像はマリノス公式HPより
でも、そんなことも吹き飛んじゃいましたね\(^o^)/
私はいろいろな意味で行かなくて良かったなとあらためて思っています。
なにしろ、まだホーム未勝利ですからw。
ウチの3点目までは完全にコントロールできてたんだけど、前半の相手の選手交代から状況が変わったなと思いました。
さすがにホン・ミョンボです。
あのレッドもルール通りなんだと後から知りましたが、来年からそのルールが変わるらしいですね。
状況に応じてシステムを変えれるというのは今のウチの強みかもしれませんね。
でも、サッカーって、ウチ位のレベルの選手が揃えば、技術や戦術よりも最後はやっぱり気持ちなんだなと、あらためて思いました。
やればできるんですよねー、ウチの子達w。
ポープの頑張りにも報いることができて良かったです。
マジにUAEに行こうかと思って少し調べましたが、ムスメと旦那が行くようなので、そうなるともみじを預からないとダメですねw。
でも、今度はホームには行きたいなと思っています。
コメント公開と返事が遅れて申し訳ありませんでした。
いやあ〜、サッカーのすべての要素が見れた試合と言える内容でした。
最後に勝ったから言えることですが、まさに極上のエンターティメントをマリノスは提供してくれたと思います。
天国から暗転して、地獄のような辛さを経て、最後は嬉しさ溢れる幸福感。
決勝進出なのでまだ目標を達成してないよ、と言われればそれまでですが、PKが決まった瞬間は久しぶりに叫んじゃいました。
あの時は長く感じましたが、10人で守るマリノスは、まさに全員が守り切るんだという意識を観ていてひしひしと感じました。やればできます、ウチの選手たち。
>マジにUAEに行こうかと思って少し調べましたが、ムスメと旦那が行くようなので、そうなるともみじを預からないとダメですねw。
でも、今度はホームには行きたいなと思っています。<
5月11日、楽しみですね。何が起こるかわからないACL、どんなドラマが待っているのか。
ここまで来たら、勝ちますよ、マリノスは。