「横浜F・マリノス×水戸ホーリーホック」天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 3回戦 ハイライト
今回は記事が少し長くなってしまいました。
水戸まで行ってきました。
妻の実家が岩間で、親戚が赤塚や友部にいることもあってこのスタジアム近辺はなんとなく親しみを感じます😄
確か2018年の熊本戦、その前後に1回観戦したと思うのですが、よく覚えていません💦
ともにバックスタンドホーム側で観戦しました。
それ以来のK'sデンキスタジアムです。
今回はメインスタンド、アウェイ側でセンター付近で観戦しました。
開始10分に右サイドへ裏抜けした水戸の選手にスルーパスが通り、あえなく失点😱😱😨
その4分後、薄い中盤で突破を許し、パスが通って11番に決められた。
ただハイライトを見て気が付いたのですが、この得点の前、追うナムが審判にぶつかって追えなくなっているんですよね。
審判は石扱いだから、仕方ないけど、ちょっと不運。
後追いしているのが、足の遅い宏太だったのもちょっと不運w
セオリー通り、CBの間を抜けた水戸の11番はCFのお手本だね😢
画像はスカパーのハイライトより拝借
しかしまあ、いきなり2点のビハインドはきつい。
J217位の水戸に先制ダブルパンチを喰らうとは。
守備に関しては相変わらず問題を抱えたままです。
前半の2失点直後は、落胆する雰囲気を感じたが、このままでは終われないという動きを徐々に感じた。
前への動き、ボールを追うスピードも上り始め、前半の後半にイノケンが1点を返す。
前半の間に1点を返したのはよかった。
救いは、ボールを獲られても追う姿が見られ始めたこと。
それとセットプレイでの山村のヘッディングはよかった。ここは今後の期待大でした。
押し込む時間も増え、そして後半の後半、アマジュンのCKに朝日がヘッドで合わせて同点。
延長戦は相手陣内でのプレイも増えたが、無得点のままPK戦に突入した。
飯倉が水戸の最初のPKを止め、マリノスは5人目のエドゥアルドが決めてかろうじて勝利。
飯倉、大殊勲!!!
とにもかくにも勝ったのは良かった。トーナメントは勝ってこそ先がある。
試合後のコメントを読むと、チームの内情が伺える。トリコロール+なので全ては書けないが、
アマジュンとナベコーは攻撃と守備のバランスを話し合っていたようだ。
イノケンの得点については、水沼宏太から飛び込むポジションを指示されていたと明かしている。
飯倉選手のコメントはとても重要だと思える。
戦術も大事だが、根本的に1対1のところでもっと勝つというところを意識しないいけない。
1対1で負けないようにするを前提とし、チームとしてカバーするが基本だとおもうが、その基本ができていない。出来ていないから失点する。
植中選手は、もう何回も同じことを繰り返している。チームとして本当に危機感を持たないといけないと思わされる試合になってしまった。
陸は、あのやられ方は、コンディションがどうであれやられていたと思います。個人個人の守備の能力もありますし、チームとして問題があったのは間違いないし、そこは修正していきたいです。〜〜しっかり1個1個前に運ぶことです。
選手は今の状況に危機感を抱いている。
そして選手通しで話し合いをしているのがわかった。
練習中も、そして試合中も話しあって現状打破に向かって欲しい。
リーグ戦は現時点で降格順位との勝ち点差は5だ。
もし鹿島、町田で連敗すると2008年以来の6連敗となり、またどん底(降格)の危機が高まる。
キューエル監督は自身が掲げる理想をマリノスで追い続けるのか、それとも現実を直視して飯倉が話したような対策を考えるのか、どう考えているのかはわからない。
天皇杯で水戸のプレイスタイルを考えてシステム変更を考えた旨の話は、今までは出て来なかった話だ。
でもそれ以外は、相変わらず攻撃、つまり得点するための練習を重ねる云々である。
飯倉が話したような内容は一切出て来ない。
キューエルの掲げる理想は、1アンカーで攻撃に人数をかけ、チーム全体をコンパクトにして相手に圧を与えて得点するというスタイルだと思う。
しかし残念ながら現実は、それを実現する能力を持つ中盤、後方の選手が揃っていないのと、怪我人の多さだと思う。
選手構成に関しては、キューエルの責任ではなく、フロント(強化部)の力不足が影響していると感じるし、ACLを伴ったハードスケジュールが怪我人の続出を招いている。
拙ブログガンバ戦の記事でTristannさんのコメントへの返事で
「今出来ていない基本的なこと、たとえば走る、追う、詰める、奪う、基本的な約束事で全員の守備意識を高めるところから始めれば良いと思います。
奪われたらすぐ取り返す努力をする。攻守の切り替えの速さを全員が意識する。
まずはここから始めるだけでも、トンネルを抜ける第一歩だと思います。」
と書いた。きしくも飯倉選手と同じ考えだった。
個人的には、理想を捨てよとは言わないが、今は現実を見て中盤とDFラインとの強化を中心に守備意識の改善を図るべきだと思う。
チームは20歳のトーゴ代表選手を完全移籍で獲得した。ポジションはアンカーでドリブルで前進もでき、噂でもSB、CBもできるという。
トーゴ代表のランキングおよび実力がどれだけなのかわからないし、年齢から言っても将来への投資の意味合いが大きいような気がする。
このポジションを補強したということは、マリノスはキューエルの理想を現実にすべき第一歩を踏み出したようにも見える。
キューエルを続投させ、来年に託すのか、それともキューエルに替わる同じような戦術をもつ監督にするのか。
今回の補強はCFGの匂いがする(笑)し、西野氏の動向も気になる。
私が抱く降格への危機感とマリノスが抱くそれとは温度差があるのかもしれない。
でも間違いないのは、残留しなければ、キューエルの掲げる理想を現実にするその前提は大きく傷つくと思う。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
文中の選手名は敬称略です。
画像はマリノス公式HPより
残業になってしまいましたね。
正直PK戦は避けたかったです。延長で決めて欲しかった。
おっしゃる通り、もう選手たちが危機感を共有しながらプレイしていくしかないと思います。
自分はまだ辛抱の修行が足らないのですかね。
あ〜だこ〜だと考えて過ぎてしまうのかもしれません。
>まずはトンネルを抜けること。
まずは選手全員がこの危機的状況を認識して、それぞれがやるべきことを実直にやる。
水戸戦がその出発点になってくれたらなあと思います。
クラブがキューエル続投か、そうではないかはもうしばらく見てみないとわからないので、見守るしかないです。
もちろんクラブの判断は尊重しますし、私も今はCFGがバックにいるので少し安心です。
まずは残業フルセットが無駄にならずに良かったです(*^^)v
あれで負けてたら何も残らなかったですからねえ(^^;
相変わらず守備は緩いですねえ。
でも、なんとかしようという意思は見えたんじゃないかと思います。
ここまで来ると、もう選手達自身が自分達の力でどうにかするしかないんですよね。
私はそれができると信じています。
まずはトンネルを抜けること。
今はそれに全力をつくしてほしいですが、監督も選手もそう思ってるんじゃないですかね。
まあ、思っててもそう簡単ではないと思いますけど(^^;
でもその後は、アンジェの時のようにクラブ一丸となって理想を追ってほしいです。
そうでないと今年が無駄になってしまいますから。
もちろん降格はなんとしても避けたいですが、リターンを求めるためにはリスクも仕方がないなと思うんですよね。
私は、クラブが監督を変えるという判断をして、それが公になるまでは、何があっても監督やスタッフを信じて支持します。
監督を批判するのは、正式に交代が決まってからですw。
今までもずっとそうしてきましたし、そもそも相手は素人じゃないですからw。
それに、実際、中でどんなことが起きているかなんて外からじゃ本当のことは絶対わかりませんし、外からの声の通りにはならないですから(なったら困りますw)、結局はただ応援するしかないと思っています。
さらに、昔と違って少なくとも今はCFGもついているので、それも安心材料の一つかなと思っています。