【横浜F・マリノス×アル・アイン|ハイライト】
終盤の植中&渡辺弾で横浜FMが逆転勝利!優勝に王手をかけて第2戦へ|AFCチャンピオンズリーグ23/24 決勝 第1戦
いよいよ迎えた決勝戦。
相手はカウンターを得意とするアル・アイン。
先制点は前半13分、その得意とするカウンターでやられた。
しかし、その後の試合はマリノスが主導権を握る展開。
数多くのチャンスを生み、両サイドから崩していた。
多くのシュートを打つが、なかなかゴールに結びつかない。
マリノスが悪いわけではなく、相手のゴールキーパーがうまかった。
先制はされたが、観ていて負ける気は全くしなかった。


そして同点弾は、今やACL漢の植中朝日!
個人的にこの得点の半分はロペスだと思う。
試合中、積極的に降りてきてポストブレーをし、ゼロトップの状態でインサイドハーフの選手を前線に行きやすくしている。
この得点も降りてきてボールを受けたロペスがヤンにパスし、ヤンの絶妙なクロスを見事なヘディングで朝日がゴール。
さすが本職がCFの朝日! インサイドハーフの役割を果たしながら結果を残した。
ゴールシーンもパスした後、ゴール前へ走り込んだロペスの背後に入り込んだ朝日がフリーの状態で叩き込んでいる。
逆転弾は、ヤンが蹴ったCKから途中出場の山根、圭吾とボールを繋ぎ、圭吾のパスを受けたヤンのクロスを体勢を崩しながら宮市がシュート。
ゴール前に詰めたナベコーが膝に当てて押し込んだ。
両得点ともインサイドハーフの選手がゴールをゲット。
もちろん選手全員が連携して、勝ち得た得点ではあるが、ロペスだけではなく前線の選手が絡んで得点できたことは大きいと思う。
キューエル監督が志向する4ー3ー3システムが馴染んで来て威力を出し始めたと感じた。
そして影の功労者、ナム・テヒ。あらゆる場面に顔を出し、試合をコントロールした。
データは見ていないが、彼の走行距離はかなりのものではないかと感じた。
中東で長くプレーをしていた経験を活かし、淡々と冷静なプレイをするところに、彼は中東の特徴やクセがわかっているのだろう。
しかし今回はVARがあって本当によかったと思う。
相手のオフサイドを得点とする審判。
マリノスのオンサイドをオフサイドにする線審!
もうたまったもんじゃないですよ!
特に線審。単純にスキル不足じゃないですかねえ。
そして度々ピッチ上にうずくまるアル・アインの選手。
あれなんで試合が止まったの? と思うと後方に選手がうずくまっているシーンがあった。
これ、負けている状態でアウェイでやられると心理的につらいよねえ、ともう次回のアウェイのイメージが浮かんでしまったww
それと逆をやった?のが、我らのポープ。
ロスタイムのうまい試合の進め方? いわゆるボール保持。
私が「ポープってこういうのうまいよねえ」とつぶやくと、一緒に観戦していたTristanさんが「だって前は町田所属だからww」って的確な切り返し。
思わず、「なるほど」って言いながら吹き出してしまった。
第1戦は勝ったが、まだ半分が終わっただけ。まだ何も成し遂げていない。
次こそが本当の決勝戦。
アウェイの厳しい戦いが待っている。
がんばれ、マリノス
勇猛果敢に戦え、マリノス
ACLは私の知らない多くのシーンがある。
一緒に観戦したTristan氏はその歴史を観てきた筋金入りのサポーターだ。
昨日の試合、彼は20年前のACLのタオルマフラーを巻いて大きな声で声援を送っていた。
昨日、彼はずっと追いかけていた20年前に戻り、今度こそアジアの頂点に立とうとしているマリノスを全身全霊で応援していた。
彼の試合前夜のブログに貼られていたyoutube ここにマリノスサポーターのACLの戦いが見られる。
佐々木さん、wackyさん、マリてげさん、和豆さん、たけさん、ウチ、ついにここまで来ましたよ。空の上から応援して下さいね。
-- 2024/5/11 7:45 A.M. 追記 --
ACL Yokohama F・Marinos

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文中の選手名は敬称略となっています。

画像はマリノス公式HPより