地下駐車場の迷子さん

市役所の広～い地下駐車場での出来事です。

用事を終えて駐車場を歩いていると、
年配の男性が「▲…▲…▲」と呟きながら歩いていらっしゃるのに気がつきました。

この駐車場は複数のブロック（ゾーン）に分かれていて、▲は反対側です。
扉を間違えて出てしまったのかな、と思い、
「お困りですか？」とお声掛けをしました。

と、「●だけど、柱番号が分からなくなってしまった」とのこと。

今いるのは確かに●ブロック。（▲と聞こえたけど、違ったのか…）
でも、柱番号については私にはどうしようもありません。

「お力になれなくて申し訳ありません」と言って、車へ戻りました。

その後、車の中で家族とこれからの買い物の予定を話していたら、
先ほどの男性がまた目の前を歩いていかれました。
少なくとも二週目です。

色々心配になりましたが、ブロックさえ合っていれば、
柱番号順にたどっていけば、
自分の車に必ず行き当たる筈なので、大丈夫ですよね…


私も以前、立体駐車場で自分が停めたと思っていたフロアに車がなく、
駐車場内を上からぐるぐる歩いて下りたことがあります。
（↑危険で迷惑な行為だと理解していますが、他にどうしようもなかったのです）
あの時は疲れていたし、大変でした。