いつの時代でも美しい肌は女性にとって最大の関心を寄せるもの。
でも、時代の流れと共に、その「悩み」も変わって来ていると思う。
私の母の時代は、それこそ、「シミ、シワ、タルミ」で悩んでいる人が多かった。
で、今、「アレルギー」や「敏感肌」で悩む人が、やたら多いと感じている。
2011年頃だったかな?
「茶のしずく石鹸」の事件は、その最たる事件。
この石鹸を使っている人達が「小麦アレルギー」を発症しはじめた。
痒みだけではなく、小麦を食べてもアレルギー症状が出たり、もともとアレルギー体質では無かった人達も症状が出始めた。
問題になったのは「加水分解コムギ」・・・これは水を引き寄せる性質があるので保湿剤として一般的にも使われている材料。
では何故、このような事件が起こったのか・・・?
この事件の根底にあるのは、「消費者の肌そのものが弱くなっている」・・・と思えてならない。
オイルクレンジング、ムース状の洗顔、UV、美容液・・・全てに使われてる合成界面活性剤の連用により、肌のバリア機能が弱まり、敏感肌に・・・。
素肌が剥きだしになる洗顔の時に、こういった石鹸を使うと弱った肌は反応を起こしてしまうのは当然の成り行きかもしれない。
もちろん、この「茶のしずく石鹸」は合成界面活性剤も入っているので、弱った肌に反応を起こしやすい。
この石鹸を使いアレルギー反応を起こした方、全ての方が肌が弱いとは言えないけれど、只、昔と比べて、女性の肌は軟弱になっているのは間違いない事実。
この事件は氷山の一角にすぎない。
白斑事件では色素が抜ける・・石鹸事件では激しいアレルギー反応が出たから事件になったものの、日々、こういった、合成界面活性剤でケアを続けていくと一億総敏感肌となる日も近いかもしれないと
思う、この頃であった。
シミ、シワ、タルミ専門店
SOU創顔