友人の父親が妓生旅行に行った事が娘の執拗な追及でバレてしまった。
その日から父親は飼い犬のクロ以下の扱いとなってしまった。
家族は誰も話しかけなくなり、クロもただならぬ空気を察知し、父親を疑いのまなざしで見るようになった。
母親は結婚して20年、出産前後しか休まなかった弁当作りを拒否し、中学生の弟の怒りは尋常ではなく、ただでさえ口数が少なくなる年頃なのに父親とは全く話さなくなった。
私達は文化祭に彼女の、ご両親が来られた事があったので、この父親を知っている。
偏差値の高い大学を卒業したと言う話も納得出来る位、知性的で優しそうな人だった。
まさか、そんな旅行に行くなんて、想像すら出来なかった。
30代の頃、一緒に仕事をしていた女性で男性経験数83人と豪語していた年下の友達に「男は風俗に行く人ばっかり?」と聞くと「男だったら皆、行ってるよ」と断言した。
私としては風俗は男性の趣味の一部ではないかと考えていたので行かない人は一生行かない気がしたが、「行かない奴はいない!!」と彼女は言い切った。
私が一番嫌いなのは、好きで通っているくせに「あんな商売をしてる女」とバカにしたり、妻や恋人に対して「お前はタダで出来る」などと言ったりする男だ。
こういう話を聞くとぶん殴ってやりたくなる。
男性にとって「風俗」は遊びの場所なのだろうから、妻がいても恋人がいても行きたい人は行く。
女性としては嫌だろうが、妻の中には外でやっちゃってくれた方がいいと割り切ってる人もいる。
でも、そういう夫に限って外ではなく、妻としたがるのが男女の仲の不思議である。
男だったら行かない奴はいないと断言した友人は、私が男性に対してまだまだ、甘い幻想を抱いていると呆れられた。
そして「ソープには行かず、暗くて仕事も出来ない性格の悪い男」と「ソープが大好きで外見も性格もとても良く、仕事も出来る男」のどっちがいいか選べと言う。
「ソープには行かずに外見も性格も良く、仕事が出来る男」と答えたら
「そんな男なんているわけない!!」っと一喝された。
まだまだ私は男性を理解できてないようである。
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