愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

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2019年12月16日 | 美容

「洋式トイレ2」

 

10歳にして初めて洋式便器に遭遇した時

 

 

「これは、いかん」不安が渦になって私を襲った。

 

 

 

 

外国人が洋式便器で用を足せることを常々不思議に思っていた。

 

 

 

和式でする、しゃがみスタイルは普段、

 

 

 

滅多にする恰好ではないので条件反射で肛門が反応する。

 

 

 

しかし洋式は単に椅子に座っている恰好である。

 

 

 

それに慣れてしまったら、

 

 

 

椅子に座っているときはいつでも、

 

 

学校の授業中でも食事中でも、

 

 

 

ところかまわず、脱糞してしまうのではないか、

 

 

という恐怖が私にはあったのだ。

 

 

 

 

家ならいいが、学校で起こったら、

 

 

 

死ぬほど恥ずかしい仕打ちが待っている。

 

 

 

 

私は卒業するまで脱糞したことを言われ、

 

 

 

二つ違いの兄も「おまえの妹、もらしたぞ」

 

 

といじめられる。

 

 

 

兄弟で恥をかかねばならなくなるのだ。

 

 

 

 

私はそんな事態が起きないように、

 

 

 

いつも肛門に神経を集中させていた。

 

 

 

あまりに集中しすぎて便秘になった。

 

 

 

なんとか家のトイレで用が足せるようになっても、

 

 

 

まだまだ気は許せなかった。

 

 

 

 

椅子に座っている時はいつでも、

 

 

 

神経を肛門に集中させて、きゅっと締めていた。

 

 

 

ここで気を許して、肛門がぱっくり開いてしまったら、

 

 

 

もう生きていけないと10歳の私は必死だったのだ。

 

 

 

人生初の試練だったかもしれない。

 

 

 

緊張のなか、ひと月がたった。

 

 

 

 

私の肛門は便器に座れば反応するが、

 

 

 

椅子に座っていてもこちらの意志を無視して、

 

 

 

ぱっくり開かないということが、やっとわかった。

 

 

 

 

ここで初めて、私は自分の肛門を信頼することが出来たのであった。

 

 

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2019年12月15日 | 美容

「母の旅立ち」

 

11月26日、12時37分、母が旅立った。

 

101歳だった。

 

 

 

今月13日のDrPURの研修に向かうJRの電車内で

 

 

 

「母、危篤」の電話があり、

 

 

 

戻るか、戻るまいか考えた結果、

 

 

 

101歳の長生きDNAがそんな簡単に終わるわけがないと考え、

 

 

そのまま研修に参加。

 

 

 

母はその日の昼に他の人が食べている「海苔巻」を見て

 

 

 

自分も食べたいと主張し、

 

 

頂いた海苔巻で喉を詰まらせ呼吸困難に陥り、

 

 

 

心臓マッサージをされながら緊急入院した。

 

 

 

いわゆる「誤嚥性肺炎」だ。

 

 

 

その日から2週間、日々地獄のような毎日だった。

 

 

 

 

意識はあるものの、苦しいのか錯乱状態に陥り、

 

 

 

命綱の酸素マスクを外そうとするので

 

 

 

常に誰かが傍についていないとダメで、

 

 

 

私と娘が交代で病院に泊まり込んだ。

 

 

 

慣れない病院で寝られるわけがなく

 

 

一睡もせず翌日、仕事へ~という日が続き、

 

 

私も娘もフラフラになった。

 

 

 

 

緊急入院したその日に医者からは

 

 

 

「今日、明日が山です。治る見込みはありません」と断言された。

 

 

 

痛みに耐えながら、苦しんで死にゆく姿は私達も耐えられないので

 

 

モルヒネ投与に同意した。

 

 

 

 

微量のモルヒネなので意識が遠のくことはなく、

 

 

 

私が「お母さん、来たよ」と病室に入るなり声をかけると、

 

 

うんうんと顔だけで頷いていた。

 

 

 

亡くなる3日前くらいからだろうか、

 

 

 

意識が遠のき、呼びかけに反応しなくなり、

 

 

一昨日は病院に夜中に呼び出され、再び泊まり込み。

 

 

 

結局、昨日の最期には間に合わなかったけれど、

 

 

 

私は充分にお別れの感謝の気持を幾度となく伝えられたし、

 

 

覚悟も出来ていた。

 

 

 

 

大正、昭和、平成、令和を生き抜いてきた母。

 

 

 

最期まで呆けることなく、強い母だった。

 

 

 

主婦の鏡と言いたくなるほど、家族のためだけに生きて生き抜いた母。

 

 

 

 

何だか自分の根っこを取られたような気分。

 

 

これからは駆け引き無しで頼れる人は私にはもう居なくなった。

 

 

 

今日は通夜、明日は葬儀。

 

 

 

そして明後日は引っ越しだ。

 

 

 

泣いてる暇なんか無い。

 

 

頑張らなくっちゃ。

 

 

 

しっかりしろ~自分( ;∀;)

 

 

 

今日の写真は母が愛した菊の花

 

 

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2019年12月14日 | 美容

「洋式トイレ1」

 

私は小学生の時に父親の仕事の都合で何度も引っ越しをした。

 

 

父親が引っ越し魔だったわけではなく、

 

 

公務員だったので一年に一度、必ず3月には官舎に引っ越すことになっていた。

 

 

 

官舎というのは大体、古い建物が多かったのだが、

 

 

 

小4の時、何故かモダンな広い大きな家に引っ越して

 

 

 

「わーーい」とはしゃぎながら家の中を探検していて、

 

 

 

トイレのドアを開けたとたんギョッとした。

 

 

 

そこの家は洋式便器だったからである。

 

 

 

今まで引っ越してきた家は水洗ではあったが和式であった。

 

 

 

私は10歳にして初めて洋式便器に遭遇したのである。

 

 

 

 

「これは、いかん」不安が渦になって私を襲った。

 

 

 

 

外国人が洋式便器で用が足せることを、

 

 

 

私はつねづね不思議に思っていた。

 

 

 

 

和式でする、しゃがみスタイルは、

 

 

 

ふだん、めったにする恰好ではないので、

 

 

 

条件反射で肛門が反応する。

 

 

 

 

しかし洋式は単に椅子に座っている恰好だ。

 

 

 

それに慣れてしまったら、

 

 

 

椅子に座っている時はいつでも、

 

 

 

学校の授業中でも食事中でも、

 

 

 

ところかまわず脱糞してしまうのではないか、

 

 

 

という恐怖が私にはあったのだ。

 

 

つづく

 

 

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2019年12月13日 | 美容

「ヘアスタイルⅡ」

 

髪の毛を釣り竿にして男の子を釣ろうとするのをやめた私は

 

 

 

20代半ばに、ある人体実験をしたことがある。

 

 

 

髪の毛をだんだん短く切っていき、

 

 

 

どの辺の長さに一番、男性の視線が集まるか、

 

 

試してみたのである。

 

 

 

あまりに長いのもダメで、

 

 

 

一番反応があったのは、肩よりちょっと長いくらい。

 

 

 

ふわっとしているのがベストだった。

 

 

 

最悪だったのはショートカットの時で殆どがスカだった。

 

 

 

顔立ちがどうのこうのというよりも、

 

 

 

男性には「この程度の長さが女性として感じがいい」

 

 

 

という潜在的なものがあるらしい。

 

 

 

 

しかし私の実験から推測すると

 

 

 

今の若い女の子たちの髪は、無駄に長いという気がする。

 

 

 

彼女たちはとにかく髪の毛が汚れるのが我慢できない。

 

 

 

 

電車の中などで耳に入っている彼女達の会話を聞いていると

 

 

 

病的なくらいに髪の毛を洗っている。

 

 

 

 

こんなに空気が汚い中を歩いているのだから

 

 

 

相当、汚れるのだろうが、

 

 

 

なかにはちょっと家から外に出るたびに洗髪する子もいる。

 

 

半日に5回洗う子がいるというのだ。

 

 

 

よほど他にやることがないらしい。

 

 

 

そうなるとまるで頭から雑巾を垂らしているのと同じではないか?

 

 

 

 

都会の汚い空気を長い髪に静電気で吸いつけて、

 

 

 

綺麗にしてくれている。

 

 

 

男をひっかけたいという彼女達個人の問題よりも、

 

 

 

もしかしたら長い髪の女の子がたくさんいるということは

 

 

 

社会にとっても喜ばしいことなのかもしれない。

 

 

 

盛り場には人数も多いことだし、

 

 

 

 

私はこれから彼女達のことを

 

 

 

「街の空気清浄員」と名付けようかと思っている。

 

 

 

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2019年12月11日 | 美容

「ヘアスタイル」

 

 

若い女の子が10人集まれば、

 

 

そのなかで髪の長い子は9人いるというくらい、

 

 

 

彼女達の間では以前、長い髪の人気が根強い。

 

 

 

 

ああいう長い髪が徒党を組んでいると単に

 

 

 

「男をひっかける技術集団」が歩いているという感じがしていた。

 

 

 

個性がないということもよく言われていたが、

 

 

 

女の子が男の子にもてたいがために髪を伸ばすのも、

 

 

 

 

しょうがないんではなかろうか。

 

 

 

婆さんになったら、そんなことも出来ないし、

 

 

 

若いうちにやりたいことをやればいいじゃないかと思っている。

 

 

 

 

私も高校生の時に盛りがついて、

 

 

 

なんとか男の子がこちらをふりむいてくれないかと、

 

 

 

あれこれ考えをめぐらせた。

 

 

 

 

体重60キロで「おたふく」と呼ばれていた女子高生には、

 

 

なかなかきついことであった。

 

 

 

そこで頭に浮かんだのは、髪の毛を伸ばすということだった。

 

 

 

なるべく男の子に好かれる要素を、増やそうとしたのである。

 

 

 

 

ワカメを沢山食べて、、とにかく髪の毛を伸ばした。

 

 

 

何があっても絶対に切らなかった。

 

 

 

女の子の友達には「山伏みたい」などと言われたりしたが

 

 

 

男の子が寄ってきてくれたらいいと、それだけを考えていた。

 

 

 

しかし寄ってきたのは電車の中の痴漢だけで、

 

 

 

めぼしい男の子には相手にもされなかったのだ。

 

 

 

それから髪の毛を釣り竿にして、

 

 

 

男の子を釣ろうとするのはやめたが、

 

 

 

20代なかばに、ある人体実験をしたことがある。

 

 

つづく

 

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2019年12月10日 | 美容

「美形Ⅱ」

 

憧れのO君が卒業してしまい、

 

 

女の子達は皆、胸にぽっかりと穴があいたようだった。

 

 

 

 

同じクラスの男の子、二十二人をもってしても、

 

 

 

彼ひとりの魅力にはかなわなかったのだ。

 

 

 

 

彼が女の子と付き合うということを想像するだけでも

 

 

 

いてもたっても居られなかった。

 

 

 

女性ではなく男性に走ってくれたほうがまだマシだった。

 

 

 

 

それから十年ほどたって私は電車の中で

 

 

 

背の高い1人の男性に目がとまった。

 

 

 

 

じっと見ていると彼がこちらを向いた。

 

 

 

ぱっちりした二重の目、

 

 

すっと伸びた鼻、

 

 

 

形のいい口もと、それは紛れもなO君であった。

 

 

 

 

「あっ、こんなところで・・・」

 

 

 

と懐かしくなったとたん、私は愕然とした。

 

 

 

 

まだ20代の半ばだというのに、

 

 

 

彼の頭には殆ど毛がなかったからだ。

 

 

 

 

これで袈裟でも着ていたら、

 

 

 

気高いお坊さんに見えただろうに

 

 

 

スーツ姿のせいで妙な違和感があった。

 

 

 

 

淋しい頭の下にある顔は昔のままだったが、

 

 

 

かつては女の子の視線を一身に受けて、

 

 

 

輝くばかりだったのに電車の中の彼は、

 

 

 

やや猫背気味で、どことなくおどおどしているのが私には悲しかった。

 

 

 

そのすぐあと、当時のクラス会があった。

 

 

 

 

Oさんのせいで女の子たちに鼻もひっかけてもらえなかった彼らは、

 

 

 

自信を漂わせ、元気はつらつとしていた。

 

 

 

私は昔の面影がまだ残っている彼らの姿を眺めながら、

 

 

 

神さまって公平だなと、つくづく思ってしまった。

 

 

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2019年12月09日 | 美容

「美形」

 

 

学生時代、一学年上にOという名前の

 

 

とてつもなくハンサムな先輩がいた。

 

 

 

背が高くて勉強がよく出来て、スポーツも万能。

 

 

 

 

彼が歩くと、まるでハーメルンの笛吹き男のあとを追うねずみのように、

 

 

女の子がぞろぞろくっついていた。

 

 

 

彼女たちの目は一様にうっとりしていて

 

 

 

他の男の子たちには目をくれようともしなかった。

 

 

 

なかには自分はまるで牝牛のような体格のくせに

 

 

 

「あんたたちとOさんが同じ男だなんて、信じられないわ」

 

 

などという暴言を吐く子もいた。

 

 

 

 

そういっちゃ他の男の子に悪いけど、

 

 

 

確かにそう言いたくなるほど、

 

 

 

彼の顔面は超ド級のすごさだったのである。

 

 

 

色黒で大砲の玉みたいな顔だちの女の先輩は、

 

 

 

彼の姿を見ると、甘えた声で

 

 

 

「Oくーん、ねぇ、まってぇ」と言いながら、

 

 

 

ぶっとい腰をくねくねさせて彼のあとを追いかけて行った。

 

 

 

 

私達は彼女がその声を発したとたんに、

 

 

 

Oさんの歩く速度が急に速まるのを知っていたので

 

 

 

美少年のあとを腰をくねらせながら追いかける大砲の玉の姿を、

 

 

 

陰で笑いながら見ていたものだ。

 

 

 

Oさんが卒業する時は、殆どの女の子が泣いた。

 

 

 

彼は山のようなお別れのプレゼントをもらって、

 

 

他の男の子の反感をかっていた。

 

 

 

 

大砲の玉も目を真っ赤にしながら

 

 

 

Oさんの周りをぐるぐるまわっていた。

 

 

 

彼が卒業してしまうと、私達の登校する第一目的がなくなってしまい、

 

 

 

胸にポッカリと穴があいたようだった。

 

 

つづく

 

 

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2019年12月08日 | 美容

すね毛2」

 

 

今年の夏は短パンの男の子達の

 

 

ツルツルな素足に幾度ともなく驚いた。

 

 

 

 

普通、女性の場合は、使うのは脱色剤か、

 

 

脱毛剤かどちらかひとつだけだ。

 

 

 

 

目立たなくするか、取ってしまうかなのだが、

 

 

 

男の子の場合は全く毛がないのも変なので

 

 

 

薬を使いわけて色を抜いた毛を残さなければならないらしい。

 

 

 

 

女性よりももっと手間をかけて、

 

 

 

すね毛と格闘しているのである。

 

 

 

「金髪が足に生えてるの。最初はいいのよ、

 

 

 

それでも。でも日がたつうちに根元から黒い毛が生えてきて、だんだらになってるの」

 

 

 

彼女はずっと耐えられないという顔をしたままだった。

 

 

 

 

見苦しいよりは見好いほうがいい。

 

 

 

 

すね毛がとぐろ巻いているよりも、

 

 

 

つるつるしている方が見てくれがいいのも事実である。

 

 

 

 

「すね毛を取るな」と怒る母。

 

 

 

それを「けっ」っと無視して、

 

 

まっぱだかで薬を両足に塗る息子。

 

 

 

 

薬の使い過ぎで肌が荒れないように、

 

 

 

足に乳液をすりこんで、

 

 

 

きちんとアフターケアまでしている男子高校生の姿を想像すると、

 

 

 

 

この問題には無関係でいられる私は、

 

 

 

笑いがこみあげてくるのだった。

 

 

 

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2019年12月07日 | 美容

「すね毛1」

 

高校生の息子を持つお母さんと雑談をしていたら

 

 

 

「気持ち悪いのよ。うちの子」と眉間にしわをよせる。

 

 

 

 

どうしたのかと聞いてみたら、

 

 

 

彼女の息子が必死に、すね毛のお手入れをし始めたという。

 

 

 

ある日、彼女が最後に風呂に入ろうと、

 

 

ガラッと戸を開けると、何ともいえない妙な臭いが、

 

 

 

そこらじゅうに漂っていた。

 

 

 

ガスを点検しても異常がなかったので、

 

 

 

まずはひと安心したものの、

 

 

 

充満している不思議な臭いが、気になって仕方がない。

 

 

 

 

風呂場を掃除するのは自分なので、

 

 

 

湯船につかっているうちに、段々、腹が立ってきた。

 

 

 

そこで風呂からあがるやいなや、

 

 

 

 

居間でくつろいでいる家族にむかって

 

 

「風呂が臭い!!」と怒ってみた。

 

 

 

脅して犯人を捜そうとしたわけである。

 

 

 

 

「誰がやった」と睨み付けたら、

 

 

 

高校生の息子が「俺かなぁ」とつぶやいた。

 

 

 

 

そこでもぐもぐと口ごもる彼を追求した結果、

 

 

 

 

風呂場の臭いのもとは、彼が使ったすね毛用の

 

 

 

脱色剤と脱毛剤のせいだったのである。

 

 

 

 

夏場、短パンをはいている若者の足が

 

 

 

つるつるしているのに驚いたことがある。

 

 

 

それに反して女の子のなかには、

 

 

 

パンストの下で、

 

 

 

すね毛がとぐろを巻いていても平気な顔をしているのがいる。

 

 

 

どちらかというと、女の子が肉食動物で、

 

 

男の子が草食動物という感じである。

 

 

 

足がつるつるしているのも不気味だが

 

 

ファッションとは無関係なおじさんが、

 

 

 

すね毛を生え放題にして短パンをはいているのも暑苦しい。

 

 

 

あんな姿を見たら、

 

 

 

若者がすね毛を取りたくなるのもわかる気がする。

 

つづく

 

 

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2019年12月06日 | Weblog

「ひじⅡ」

 

塩をふいて乾燥した梅干しを貼り付けた肘にならないよう

 

 

「レモンでひじをこする」

 

 

「軽石で軽くこする」など一応やってみたが、

 

 

効果があるのかどうかはわからない。

 

 

 

友達は「こういうものはねぇ、

 

 

 

毎日毎日、少しづつやっていって効果があるの。

 

 

すぐ効果は出ない場所なのよ」とクールに言う。

 

 

 

 

しかしせっかちの私は、

 

 

すぐ効果がないと嫌になってすぐやめたくなる。

 

 

 

 

 

将来にむけての、あてのない努力は嫌なのだ。

 

 

 

 

タオルでこすっても、

 

 

レモンでこすっても、

 

 

 

軽石でやってみても、

 

 

 

ひじの梅干しは中々柔らかくなってくれそうになかった。

 

 

動物園にいる象の皮膚のように、妙に頑固なものである。

 

 

 

薄着の季節でも腕の太いのを長袖で隠していたために、

 

 

 

私の頭の中からは、ひじの手入れが欠落していた。

 

 

 

 

それでなくても面倒臭いことは大嫌いだから

 

 

 

20年以上野放しにされた、ひじの状態がどんなものであるかは想像できると思う。

 

 

 

 

なにものにもめげない、しっかりした角質に覆われたひじなのだ。

 

 

 

 

 

こんな、ひじのままでは来年の夏は外を歩けない。

 

 

一年中、七分袖か長袖生活である。

 

 

 

歳をとったら顔だけでなく、ひじまで梅干しになる。

 

 

 

 

「梅干しばばあ」とはよく言ったものだが、

 

 

 

あきらかにその一歩を私は踏み出しているのであった。

 

 

 

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