各地散策と歴史

写真付き

生活の継続と社会変化

2020-08-23 11:08:48 | 屋内・外
新型コロナが外国から国内にも感染し爆発的な広がりを占め、今や世界各国に感染症患者が増えて経済を初め、社会問題として喘いでいて、政府から職場から、家族からも自粛生活を指導されて養生を強いられている。半年近くの自粛生活の中で読書(特に近現代史)、そしてテレビを観る時間が多くなったが、私はシフト勤務ゆえに録画を見て楽しんでいる。昔から言われている歴史から学ぶの例え通りで今の時期と相まって、BS TBS「関口宏のもう一度日本 ! 近現代史」及びBSPの「英雄たちの選択」(衛星国家への挑戦)、その他歴史番組等で紹介されている疫病を、江戸・幕末、明治~現代までを時代毎に紹介されている。
テレび報道番組では医師、医療関係者等の医学者・医学評論家をメインに専門用語(医学に関わる語句)を耳にするようになり、我々庶民も自然に識る所となった。中学から社会・公民・日本史・世界史と学ぶが殆ど、受験(学期内、進学)に気が向き語句、年代を暗記することに傾注する。当時の国内・外に係る政治情勢、社会情勢は知識欲は希薄であった。疫病に対する関りを時代毎に視る事で知恵を知ることが出来るが、時代毎に社会感も変わり旧藩時代、明治~昭和時代の収束過程を現代に、そのまま置き換える対応は難しいが、知恵はあると私は思っている。幕藩当時から天然痘(疱瘡)、コレラ、近年ではマラリア、梅毒、インフルエンザ-等が挙げられるが、感染症との戦いは飛沫感染・接触感染であるので接触を断つのが一番ではある。しかし、現代社会では経済活性、生活権に加え「国民の権利・私権」「人権」「公平性」等が提唱・保証・保障されており、国も拘束力、強制力にも制限が掛けられている。これを契機に政治家による政治能力・姿勢を知らしめた。

この半年間、医学者・経済学者・社会学者・政治学者(行政学者)の先生方は御自分の専門分野でマスコミ等で述べられておられるが、最後は政治家の政治能力に委ねる事になるものの、「生老病死」で我々庶民も、諸行無常を持って好転するように祈るばかりである。
 自宅内の閉じ籠り生活も限度があり、一回は大竹地区に住む後輩と共に散策に出掛けて、ネガティブな気持ちを発散させた。職場から指導されている「三蜜」「マスク」「換気」「手の消毒」を守り、マスク掛けで一人散策を基本に出かけたが、何分にも30度を超す毎日、暑かった。ここ三カ月の一人散策を含めて出掛けた場所を載せたい。

「広島市中小企業会館」(最寄り駅 JR新井口駅)で骨董市が開催されたので覗いて見た。流石、市が管理されていることもあり、スタッフは入場に際し、お客様の検温、マスク、手の消毒の協力を促して万全な感染予防対応をされていた。安心して館内に入ってみたが、三蜜を恐れる程の人ではなかった。ソ-シャル デイスタンスは十分過ぎる感覚であった(笑)。



大竹市にある「晴海臨海公園」




旧国道二号線にある「第六潜水艇の遭難碑」、明治43年四月に岩国沖で訓練中に沈没し、殉職された受難者記念碑がある。〖佐久間 勉海軍大尉 海兵29期〗


「晴海公園」には二グル-プのCoupleが散策していたが、私は一人で広々とした公園をノンビリと過ごした。

岩国市由宇町「潮風公園」に立ち寄った。砂浜が綺麗過ぎるが恐らく、人口遠浅海岸だろう。




「岩国市由宇歴史民俗資料館」(廻船・海運・造船・漁業・農業・商業が盛んだったことが分かる。また数学者でハ-バ-ド大学名誉教授、京都大学教授、、京都大学研究所長、国立山口大学学長を務められた「広中 平祐 先生」の出身地でパネルで紹介されていた。〖特異点〗


大島大橋に差し掛かった。窓を開け放しで気持ち良くリフレッシュ出来た。橋の下を見ると海流が渦潮で渦撒いていた。<バスが運行しておりjr大畠駅にはタクシ-が常駐している。>


大島ハワイ移民資料館〖第一回官約移民は全体の1/3を占めており、その後も民間移民が継続され大島は、「移民の島」として有名になった。また、官約移民施策に地元山口県出身の井上 馨(幕末 長州藩武士~官界官吏・実業家 大正4年没〗が大きく関わっている。




新型コロナ感染と熱中症が気がかりな夏だった、間もなく気温が下がり、日が短くなる秋が来て秋の虫の鳴き声が聞こえる。

JRに乗って帰途へ~~昔から国内・海外旅行へ出掛けているが国・地域によりマナ-の良悪を感じる。概して広島地区は良くて今回の感染予防意識が高いのか、ディスタンスの執り方で伺い知る事が出来る。カ-プ列車は力強く、走っている。早く、収束して行きたい所に、好きな場所へ行きたい。