各地散策と歴史

写真付き

維新地150年岩国市と武家・農家住宅

2018-07-02 21:25:53 | 浅野藩
➡➡⇨【寺子屋正兵衛】から(不具合に付き)

今ではかなり希少建築となった古民家である農家・武家も観光地、地方に行くと見ることが出来るが今回、訪れた岩国城下にも吉川、香川家を初め目加田家住居も姿は変わったものの現存している。私は今まで観光地等を歩いたが、観光地の武家屋敷にはあまり関心は無く庶民住居である農家、武家であるならば下級武士宅に興味を覚える。建築、住居を羅列したので気楽に観て欲しい。

岩国市の玄関口である先代の岩国駅



錦帯橋



槍倒しの松



案内文



岩国城へ~~



岩国市立徴古館



郷土史、幕末史に関わる貴重な蔵書を保管する徴古館



山城へ



山城である岩国城




岩国城下町には吉川家、香川家などの武家屋敷が残っているが私は、下級武士宅に強く心が引かれ各地を散策した際には捜し回る。過去に訪れた建築史跡、40年以上前に出版された書で江戸、明治の「仕事と暮らし」について、詳しく書かれている書から抜粋して紹介したい。

中級武士「大組士 170石前後」岩国 目加田家(談 昭和43年ごろまで子孫が住んでおられた)



中級武士「大組士」50石➡160石前後 村田家(談 地元の方の話によると昭和40年ごろまで住居人がおられた)



下級武士「徒士 家禄10石」伊予愛媛 松山家



下級武家「徒士 九石」松本藩【1979年 平凡社発行】(奈良本 辰也先生 監修)



下級武家「徒士 五石」米沢藩【1979年 平凡社発行】同上



農家「大庄屋」吉野郡 天領地【1979年 平凡社発行】同上



農家「名主」神石郡 【1979年 平凡社発行】 同上



農家「屯田兵家族家」(元武士)【1979年 平凡社発行】同上



映画、ドラマで観る武家屋敷〖武士約3%~8%程度〗と農家〖90%の商家を含め殆どの庶民宅〗の庄屋クラスの家屋を紹介したが、イメ-ジと違った感じられた方もいると思うが、明治ごろ撮影された古写真を見ると更に実生活が伺える。

1960年代(昭和40年)までは戦中・戦前は元より明治初頭、幕末の頃、建てられた建築物を地方では見る事ができた。(維新から僅か100年だったこともあるが、家屋として大事に使って住んでいた)今年は維新150年~、散策は続く。






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