キャンプ場を通り抜け、登山口へと登って行く。
リフトの無い、緩やかなスキーゲレンデの上から
登山道が始まる。
登山道に入ると、階段状の急斜面が待ち受けている。
この坂が結構長くてしんどい。
階段が終わると、傾斜は緩やかになり
新緑が美しい森の中の散歩道だ。
1時間弱であずまやのある広場に出る。
見上げると、高圧鉄塔の向こうに頂上が見える。
この鉄塔、てっぺんが猫の耳みたいでカワイイ♪
粟柄越えまで来ると、辺りは笹の生い茂る草原になる。
風が強くて歩きにくい。
この道は古くから若狭と京を結ぶ街道であった為か、
峠には石仏が祀られている。
頂上から琵琶湖の眺め
頂上には方向盤と大きな岩
眺望はすこぶる良いが、風が強い。
頂上直下の風裏で早めの昼食。
明王の禿(ハゲ)は岩が露出した崩壊地だ。
登山道は崩壊地を避けた北側の樹林帯に付いている。
此処が禿(ハゲ)のてっぺんになるのだろうか…
見晴らしは良いがやっぱ風が強い。
赤坂山は綺麗な三角錐
琵琶湖はちょっと霞んでいる。
明王の禿から黒河峠に向かう道、
三国山の分岐の先に「アザラシ岩」なる地点がある。
多分この岩が「アザラシ岩」だと思う。
(他にそれらしい岩は無かった)
黒河峠までの道も新緑がとても綺麗な
気持ちの良い山道だった。
花の数も多い。
峠近くまで下りてくると、傾斜も緩やかで
道幅も広て歩きやすい。
黒河林道は、途中から車両通行止め。
道が修復されそうな気配は何処にも無い。
道がえぐれた所や、水が流れて川みたいになっている所が
あるので、車の通行は不可能だ。
通行止めの手前には駐車スペースがあるが、
峠まではかなりの距離がある。
黒河峠からマキノのスキー場までは徒歩で約1時間半、
ちんたら歩くのも悪くない。
ああ、いいコース。
山道は変化が多いから飽きないよね。
山道走っていると
性格がよくなりそうって思います。
ロードと違う魅力がいっぱいですね。