平野啓一郎の『日蝕』を読んでいる。
物語を読んでいると言うよりは
『日本語力への挑戦』とか、『漢字検定の勉強』
をしている気分だ。
読者の為に書かれた本じゃない。
難読漢字がやたら多くて、古文でも無く…何と言うか…
擬似古文とでも言うような文章で書かれている。
読み難いとまでは行かないが、頭に浮かんだ意味と本当の意味が
合ってるんだか、どうなんだか…
ハッキリ言って自信が無い
そういう時は、辞書で調べるでもなく、曖昧なまま
読み進んでいるので、読み下すには程遠くて、
あらすじを読んでいるという言い方が一番近いかも知れない。
『面白いか面白く無いか…』
と問われると、『面白い』と答えたいのだが、
もしも今次の本の順番が回って来たら、迷わず次のを読む
難し過ぎるのもちょっとね・・・
もう勉強の年じゃないし
楽しく読みたいのが本音です
『ちょっとだよね…』と思いつつ、でも次の本が来ないので
結構読み進み…あと40ページ程で読み終わります。
物語も佳境に入って来ています。
早く結末が知りたいです。
後半の『一月物語』は普通の文体で書かれているみたいだけど、
こっちも何だか漢字が多いわ