虹色オリハルコン

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命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

幸福の秘訣は怒らないこと

2008年04月25日 | からだ・こころ

私の昨年からのテーマは、怒りを手放すということでした。
虹色つながりでご縁があった、ゆりあさんの「虹色の翼」の記事「怒った時は鏡を見よう!」でも以前、紹介されていたけど、「怒らないこと」という本に書かれていることは、シンプルにして、仏教の真髄であるような気がします。

著者は、スリランカの上座仏教の長老であるお坊さんです。
怒りは、自分の心をこわし、健康をこわし、幸福をこわすということが、わかりやすく書かれています。
お釈迦様が、教えてくれたもっとも大事なこと、それは「怒らないこと」です。潔いまでの怒りの否定が、すかっと心地よい。

自衛できる健康づくりのためにも、医療費節約のためにも(笑)、怒りを手放すことが、一役買ってくれますよ。
健康と怒りについて書かれている部分を抜粋してみますね。(本書76頁:以下青字)

 「怒り」が気づかないうちにからだを壊す
 怒るということは、自分で自分を燃やし始めたということです。いずれ細胞が破壊されて、ぐちゃぐちゃになってしまいます。
ためしに野菜でも、花でもいいので、わずかな熱に当ててみてください。みずみずしい野菜を、日当たりの良い場所において、太陽の熱が当たるようにするだけでもけっこうです。
一時間、二時間、三時間と、置いてみるとどうなるでしょう?乾いて生気をなくしているはずです。その変化は火に当てればもっと激しくなりますね。我々のからだの中でも、それと同じことが起こっているのです。
 もちろん怒った瞬間に手が強烈に痛くなったり、足が痛くて動かなくなったり、お腹が強烈に痛くて死にそうになったり、ということがあれば誰も怒らないでしょう。怒りには、そういうシグナルがないからこそ、恐ろしいものなのです。
たとえば、脳細胞ですが、特にいろいろなホルモンを出している場所には、見えないほど小さな器官がたくさんあります。小さすぎてすぐには感じませんが、怒りは自分の内臓とホルモン関係のすべての器官を燃やしてしまうのです。
 一番先に影響を受けるのは、内臓です。心臓にしても、肺にしても、腎臓にしても、内蔵というものは二十四時間ずっと仕事をしています。その細胞が怒りによって早く老化してしまって、自分自身が知らないうちに、じわじわと病気になっていくのです。
あちこちに痛みが出てきたり、胃潰瘍になったり、内臓全体がガンになったりと、治りにくい病気になるのです。怒りの感情をよく起こす文句だらけの人は、病気がちで、他の人より先に老けてしまいます。
 すごく疲れやすかったり、眠れなかったり、病気がちで悩んでいたりする人は、心にも問題があると思ったほうがいいですね。そういう人は、怒りの性格をかなり持っているはずです。


上記に関連して、「緊急感情を手放すと、元気になる」(虹色オリハルコン)という記事も以前書いておりますので、あわせて参考にしていただくと、うれしいです。

チューリップを傘で折る男 前橋、防犯カメラに(共同通信) - goo ニュース
ビデオに映った男性が傷つけたのは、チューリップだけではない。この人は怒りに任せて、自分の心、自分のからだも傷つけてるんだと思った。


【追記】

★「怒らない」ということは、なんでも許してしまうこと、甘やかしてしまうことではありません。「相手のことを思って、叱る」ということはあって当然のことです。しかし、そこには相手の立場に立ってみたり、相手への愛情がなければなりません。怒りにまかせてこちらの言い分を言っているだけなら、相手は反発するだけでしょう。

★怒りを強引にねじ伏せて消そうとしても無理、でも怒りがわいてきたら、外に向けていた自分の目を自分の内側に向けて、まず「これは怒りだ」と気がつくと冷静になれます。怒りが消えると気持ちよいです。

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6 コメント

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Unknown (ゆりあ)
2008-04-25 23:59:43
わっ♪私のブログまでご紹介頂いてありがとうございます。
この本、今年出逢った中でも特にお気に入りの一冊です♪

私は、昔はめちゃくちゃ短気で怒りっぽい性格でした。本当に…
デートの途中で相手の言動に腹を立て
「私帰る!!!」と一言怒鳴って
レストランで食事中に席を立って帰ったり
ドライブ中に車を降りたり…なんて、
日常茶飯事でございました。(笑)

それが今ではめったに怒らず、むかつかず
イライラもせず、不安もなくて。
のほほ~んと、暮らしているから不思議です。

ベジタリアンになった事や、
オーラが見えるようになったこと、
瞑想を始めたこと等…
考えられる要因はたくさんありますが、
体が健康になると同時に、
心も穏やかになったように思います。

そして心が穏やかになればなるほど、
ますます健康になるようです。(^・^)

心も体もお互いに影響しあっているから、分けては考えられませんよね。

後ほどTB送らせて頂きますね。
ありがとうございます。
返信する
ゆりあさんへ (金木犀)
2008-04-26 12:48:32
こんにちは♪TBありがとうございます。

>私は、昔はめちゃくちゃ短気で怒りっぽい性格でした。本当に…

え??そうなんですか。信じられないけど(笑)
でも、デート中のゆりあさんの姿が思い浮かんで、ほくそ笑んでます。うふふ。

私も怒りっぽい性格だったんですが、(今でも?)
このごろ少し自分がコントロールできるようになりました。
怒ってくると、自分でわかるんです。
些細なことにも、許せなくなるっていうか・・・いらいらしちゃって。
お腹の中からもやもやっとしたものが出てくるような毒の気配まで、感じちゃうんですよ。
そういう時、ああ、今、骨盤がずれて左足が短くなってるなあと経験的に理解できるので、だんだん怒りがおさまってきます。

以前に比べ、今ののほほんとした生活リズムがあっているのか、気分はとても快調です。
怒りを捨てると、本当に楽ちんで、幸せだなと思います。

>心も体もお互いに影響しあっているから、分けては考えられませんよね

そうですね。
私も心のありようが、からだにもすぐ反映されてしまうことが、自分でも体験的にわかりました。
返信する
怒りが健康を害する (カヲル)
2008-05-01 14:50:33
小生が過去に観た、とあるテレビ番組では、
「怒り」が健康を害することについて、科学的に検証していました。

動物が怒るときは、たいてい闘うときです。
闘えば、怪我をする可能性があるので、
出血した場合に備えて、血小板が多量に分泌されます。

しかし人間は「出血を伴わない怒り」が多いので、
余った血小板が、徐々に血管内壁に堆積してゆき、
循環器系の疾病の原因になります。
怒りっぽい人=高血圧という図式も、これで納得できます。

自分の身体の中で、そんな異変が起こっていることを想像すると、
怒るどころではなく、恐ろしくなってきますね・・・。
返信する
カヲルさんへ (金木犀)
2008-05-01 22:47:29
カヲルさん、こんにちは♪
いろいろ教えていただき、ありがとうございます。

怒るっていうのは、自然界では緊急事態ですから、めったにないことなんでしょうね。
出血に備えて、血小板が多く出るのですか。

>しかし人間は「出血を伴わない怒り」が多いので、
余った血小板が、徐々に血管内壁に堆積してゆき、
循環器系の疾病の原因になります。

なるほど~。多くなった血小板を使うためには、怒ったときには、出血したほうがまだいいのですね。・・・って、そういう問題ではないですね(汗)。
体は、心と呼応するということですよね。
怒ったときに出るアドレナリンも、常時出てきてはよくないものです。

>自分の身体の中で、そんな異変が起こっていることを想像すると、
怒るどころではなく、恐ろしくなってきますね・・・。

本当ですね~。
怒ったときは、冷静に自分の心を見つめることが大事だそうですが、体の変化も見つめる必要がありそうです。
返信する
こんにちはー (toto)
2008-06-03 08:58:04
私の親戚にもよく怒っている人が何人かいますが、たしかにふけてますね。
それに、その人達は病気だったりとか、体がだるいとかしんどいとか、しょっちゅう言っています。
その人達は自分が怒ったり嫌な思いをする原因や問題が周りの人にあると思っているみたいなんですが、自分の内面の問題だと分かってないみたいです・・。
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totoさん、こんにちは♪ (金木犀)
2008-06-03 20:51:52
コメントありがとうございます。

totoさんの親戚には怒りっぽい人がいるんですね。
確かに、眉間にしわを寄せていれば顔もふけちゃいますし、自分のイライラを他者のせいにして怒っている場合もあるようです。
怒ってばかりいる人は、自分が不快なだけではなくて、回りも不快にしてしまうことに気がついて欲しいですよね。
お医者様も、笑っていれば体の免疫力も上がるって言ってますから、その人に何か冗談でも言ってみたらどうでしょうか。
それでも怒り出したら、その人には、近寄らないことですね。 
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