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あらわになる原発マネーと原子力ムラ

2019年09月29日 | 脱原発
少しタイミングが遅れたけど、この件は、ブログにクリップしておかねば。


東電・旧経営陣3人に無罪判決 原発事故で東京地裁(19/09/19)



東電旧経営陣3人の無罪判決。巨大津波への警鐘はあったのに、あえて無視と楽観視。隠蔽体質。
司法がまともなら、こんな判決はあり得なかったと思うけど、このときの永淵健一裁判長の意識エネルギーは、ー∞F。
残念ながら、この裁判長は、完全に安倍政権と原子力ムラに同調していたのである。涙。
 参照:東電旧経営陣無罪判決、裁判所が犯した七つの大罪(論座2019年09月25日)


3.11における原発事故から、8年半が経とうとしているが、原子力ムラはいまだ健在だ。
「脱原発」「再生可能エネルギーの促進と省エネ技術の開発」こんなまっとうなことを宣言してしまった当時の菅内閣は、永きに渡ってその営利を貪り続けた原子力ムラの総攻撃にあって、潰された。
彼らには、長年に渡り反原発を潰してきた実績、カネも力も機動力もあったから
 参照:電通マンの反原発への嫌がらせ活動


関電会長「“金品返却で激高”におびえていた」(19/09/29)



地方自治と電力会社と業者の癒着も原子力ムラの一部。
核廃棄物の始末の仕方もわからないのに、それを作れば湯水のように巨額のお金が湧いてくる、こんなおいしい商売はないと思っていたのか。
しかし、時代はそれをもう許さない。過去の価値は、瓦解しはじめている。


原発関連工事で売上急増、関西電力金品受領問題

関西電力の八木誠会長(69)らが関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役森山栄治氏(今年3月に90歳で死亡)から金品を受領していた問題で、森山氏に約3億円を提供した地元の建設会社は、原発関連工事の受注により、売上高を急増させ、2013年8月期から5年間に少なくとも約6倍伸ばしたことが28日、取材で分かった。

経済産業省は27日、電気事業法に基づいて関電に対し類似事案の有無について報告を命じた。公益事業を担う大手電力会社が起こした今回の事案を問題視し、徹底調査などを求めており、関電側の対応が注目される。

建設会社は1981年設立の「吉田開発」。信用調査会社によると、13年8月期の売上高は3億5千万円だったが、15年8月期は10億円を超え、18年8月期には21億円を上回った。関電の原発関連工事が業務の多くを占め、工事経歴書によると、15~18年に高浜原発や大飯原発(福井県おおい町)の関連工事を少なくとも25億円受注していた。他に調査会社が把握していない売り上げが存在する可能性もある。

高浜町の元町議の男性は「吉田開発と森山さんの関係は地元では有名だった。森山さんがいなければ吉田開発は関電関係の工事をここまで受注できなかっただろう」と証言する。

吉田開発から森山氏に対しては、工事受注に絡む手数料として約3億円が流れていたことが税務調査で判明。さらに森山氏が関電役員らに多額の金品を送っていたことが確認された。森山氏は調査に対し「関電にはお世話になっているから」と説明していた。

27日に記者会見した関電の岩根茂樹社長(66)は「(森山氏が吉田開発に)関連しているとの認識はあった」と話した。(共同)



原発はおいしい仕事。だということは、いまさらだけど、よーーーーくわかったですよ。


スウェーデンの少女グレタ・トゥーンベリさんの言葉は、忘れられない。


なのに、あなた方が話すことは、
お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。
よく、そんなことが言えますね。




世界にけんかを売っているみたいだけど、言っている内容は本当にそのとおりだと思う。これは気候変動に限ったことじゃないんだ。全てにおいて、お金が優先。自分さえ良ければいいの。
現代人が信じ、最優先してきたその価値は、近い未来においては、なんと愚かなことだったのかと嘲笑われるかもしれない・・。






アメリカの9.11同時多発テロの時、怒りに震えるアメリカ人は、無関係のイラクへの攻撃を大半が支持し、一方的にイラクに戦争を仕掛け、無実のイラク人を大量殺戮した。結果、テロを増やし、中東の火種を増やしただけだった。
同じように、原発事故の怒りと恐怖に煽られた日本人は、すべて菅直人が悪かったことにしたいという勢力の言説に煽られて、結果的に原発推進の自民党政権を勝たせた。カネと欲とエゴ的教義を振りかざす原子力ムラは生き残った。


怒りや恐怖に震えると、人は誰かのせいにすることで、心の折り合いを保とうとする。誰かを悪者にしたセンセーショナルな言説を、たやすく受け入れたくなる。
その結果、ろくでもない選択をしてしまう。後悔先に立たず。
私達は、苦しく辛いときでも、世の中の流言飛語に押し流されないように、少し上から見て、そのような時こそ冷静さを失ってはならないと改めて思う。



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