世界中が沸騰している感じ。
イスラエルとパレスチナの紛争が、アメリカまで飛び火して、道路を挟んで互いの国の支持と相手への批判を繰り返すデモが起こっている。
ショッキングな映像が繰り返し流れる事で、さらに怒りは増幅される。憎しみと怒りの連鎖を止めるのは、難しいのか。
でも、かつてのパールハーバーや、二つの原爆。日本は敗戦したけど、それでも今は、日米間では憎しみを終わらせることができた。
イスラエルのパレスチナの攻撃は、とても恐ろしい。容赦ないし、国自体が常に核戦争に備えているような国だから、プーチンより何をするかわからない。
日本は、奈良時代からシルクロードを通してイスラムとも交易があったし、ガンダーラのエキゾチックな印象もあり、私個人では、イスラム世界への印象はそんなに悪くなかったのですが、
9.11以降、特に欧米では、イスラム教徒に対して恐怖心が焼き付けられてしまったのだろうか。(たしかに原理主義は何でも怖いけど)
また、ホロコーストの悪夢がユダヤの人たちを恐れさせてしまうのか。
子どもの投石さえ、銃で応戦するようなその過剰が防衛と圧力が、結果的に相手の怒りを増幅し過激化させる。
それは、傷ついた子どもたちに受け継がれ、互いの未来の子どもたちへの負の遺産として残り続ける。
イスラエルのガザへの攻撃は本当に止めて欲しい。
いくら人道回廊を作ったところで、短い時間にどれだけの人が安全な場所に避難できるというのか。
命にとって一番安全な道は、互いに人殺しをやめること、それだけだと思う。