ロッキード事件の頃の検察官のみなさんが意見書を提出したときは、迫力がありました。
現役を引退しても、巨悪は眠らせないぞという、すじが通った発言に検察官としての矜持を感じました。
これだけの不正を不起訴にした人物を検事総長にするために法律を改正するなんてあり得ない。普通の組織なら「ちゃんと仕事しろと叱責されたり降格されたりする」そんな黒川さんは会長の息子ですか?#検察庁法改正案に抗議します#検察庁法改正法案に抗議します#検察庁法改正に抗議します pic.twitter.com/miKFhmyqLm
— bbsawa (@bbsawa) May 12, 2020
しかし、2020年の検事長・黒川弘務。「官邸の守護神」「政権の番犬」ともいう、かっこいいあだ名を持っている割には、あまりにしょぼい幕切れだった。
奇しくも、コロナ禍の中で、火事場泥棒と揶揄されながらも安倍さん自ら「余人を持って代えがたい」とこだわり続けた人だもの。
その人が、立憲民主党の安住さんが言うように「賭けマージャンかよ」で終わる脱力感。
確かに、法の番人じゃなくて、権力の番人なら、安倍にとっての黒川は、「余人を持ってかえがたい」の意味はあったのだ。
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立憲民主党の安住淳国対委員長は21日、賭けマージャン疑惑を報じられた黒川弘務東京高検検事長が辞意を固めたことについて、国会内で記者団に「黒川さんの(定年)延長は余人をもって代え難いと言ってきたのは安倍晋三首相だ。本来だったら総辞職に値する」と語った。
安住氏は黒川氏について「更迭、免職に値する」と指摘。森雅子法相に関しても「大きな政治責任がある」と述べた。さらに、黒川氏の定年を延長した1月末の閣議決定の撤回や、継続審議となった検察庁法改正案から検察幹部の定年延長を可能にする特例条項を削除するよう求めた。
公明党の北側一雄中央幹事会長は記者会見で「報道が事実なら極めて遺憾だ」と不快感を表明した。黒川氏の定年延長については「検察当局の判断がどうだったのかが問われるべきだ」と述べた。
自民党の森山裕国対委員長は記者団に、「(定年延長は)その時点での判断としては適切だった」と強調。秋に予定される臨時国会で同改正案の成立を目指す考えを示した。
63才の誕生日に素直に退職したらこんな大騒ぎにならなかったのに・・欲や野心で、心が曇ってしまったのでしょうか。身から出たサビです。
今年は、マイナス消滅フォースの隠されていたことが表面化、彼らの信用信頼が失われ、表舞台から消える、影響力が「消滅」する時だと、何度か申し上げておりましたが、現実もようやく、リアルさが増してきました。黒川さんもその一人でしたから。
コロナ禍に、仕事がなくなって月末の家賃の支払いができなくて困っている人たちが大勢いる、このタイミングで、自粛期間中に法の番人が賭けマージャンでエンジョイして、ばれちゃったから「めんごめんご」と辞める。7000万円以上といわれる退職金もらって。
→ 「賭けマージャン検事長」に7000万円超の退職金を支払うべきではない(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
退職後も上級国民として、死ぬまで手厚い共済年金をもらって暮らす生活になる。月平均5万5千円の国民年金とは、雲泥の差。
本当にいちいち、国民感情を逆なですることばかりだ。
大山鳴動して、黒川という鼠一匹では、終わらせない。
日本人の集合意識レベルが上がっているので、マイナス消滅フォースにはそれを押さえつけようとしても、もう無理だと思います。
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東京高検の黒川弘務検事長の賭けマージャン問題で、森雅子法相は21日午後、黒川氏が緊急事態宣言下の今月1日と13日に報道機関関係者3人と金銭をかけてマージャンをしていたことが分かったため、訓告処分にしたと発表した。黒川氏からは辞表が提出され「明日(22日)の閣議で承認をいただく」とした。
この報道が流れると、ツイッターでは「訓告」というキーワードが一瞬でトレンド上位に登場。「賭け事ならクビでしょ」「訓告で済ますつもりか」「国民をなめた処分」など批判が殺到した。退職金が支払われるのかという疑問や、安倍首相の責任を問う声、過去の事例と比較して「逮捕されないのか」などの投稿も少なくない。
新たなツイートデモも始まった。
#黒川検事長の懲戒免職を求めます
#安倍内閣の退陣を求めます